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息抜き [ハンドメイドルアー製作]

同じモデルを作っていると、
人間ですから正直飽きます(^^;)
そこで私がとる行動が、
「プロトモデルを作る作業で息抜きをする」
です。

同一モデルを数多く作るのは、
工場的な作業であるのに対して、
プロトモデルを作る作業は、
クリエイティブな作業と言っても良いと思います。

プロトモデルは数でいうと3個~15個くらいです。
これくらいの数だと良い気晴らしになります。
色々と想像しながら削ってると
ハンドメイド本来の楽しさが蘇ります(^^)

そして、プロトモデルはカラーの実験にも好都合です。
新たに試す色はだいたいこのプロトプランクに塗られることが多いです。
トライアルカラーは販売用のB品ブランクに試し塗りすることもあります。

この失敗しても良いという前提の作業はワクワクします。
デザイン・構造・カラー・フィニッシュ・作業工程を
思いつきや感性を優先してできるということが、
ただただ楽しいわけです。








で、今回の息抜きで作っているのがこちら。






IMG_8133.JPG



S60という名無しのクランクベイト。
分かりにくいですが、左と右ではボディーが少し違います。


わかりやすい写真がこちら。




IMG_8135.JPG




う〜ん、わかりにくいかも…(^^;)


要は右側がやや細いだけなんですが、
こうした微妙な違いを試すのも重要なことなんです。
ボディーの水の抵抗を少なくし、また浮力が落ちることで、
どの程度変化があるのか…。
実際、現場で使って使い勝手にどう差がでるのか…。

微妙な差に一喜一憂するのがルアービルダーというもの。
楽しい作業です(^^)


クランクベイト作りの難しさのひとつに潜行レンジがあります。
作り手としては、それを浅くしたり深くするのは設計で調整できるのですが、
着地点をどこに置くかが難しいです。

普段自分が通うフィールドに合わせるのは簡単です。
ただ、使用される場所は使い手により様々で、
それがマッチしないという状況は普通にあります。
あくまでも自分の環境をベースにするのか、
多数の意見を聞いて調整するべきか…。
悩ましいところです。

そう言った意味で微妙なレンジ違いの必要性も出て来るわけで、
汎用性の高いモデル程、細かいレンジ別モデルが欲しくなります。


S60は割と汎用性の高いモデルなので、
最低でも2レンジ作りたいと思ってます。


IMG_8142.JPG
(MRプロト)


MRはかなりまとまってきたので、
次はSRです。
ボディーはSR専用設計となります。


MBのレギュラーサイズクランクS60。
そろそろ名前を考えよう。



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