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カバークランキングとMBXを語る その1 [販売]

現在リップ取付中!!


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ということで、場繫ぎ的な記事なんですが、
私が思う、日本(関東)でのカバークランキングというものを
ちょっとまとめてみたいと思います。

もちろん、異論は認めます(笑)





当ブログでは「カバークランキング」というワードを
割と頻繁に使っていますが、
私が思うカバークランキングって世間一般からズレてないかな?
もしくは正確に伝わってないかな?
と不安に思う時があります。


なんせ、文字ですから(^^;)
いずれ、「MBXはこう使ってます」というのを
ムービーなんかでお見せできればと思うのですが、
今回は、主に関東圏や八郎潟のおける、
私なりのカバークランキングを書いて行きたいと思います。



それによって、

「あーこういう感じで使うために開発したのね」
「じゃあ、自分ならこういう場面で使えるかも」

という風に感じていただけるのでは?と思ったわけです。



まずは、そこそこのボリュームのあるラウンドボディーを持った、
いわゆるカバークランクに適したフィールドはどんな所なのか?
という基本的なところから行きたいと思います。



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関東圏で具体例を上げましょう。
私が行ったことがあるフィールドベースになります。

●亀山湖
●笹川湖
亀山IMG_3490.jpg
亀山湖


●利根川
●利根川水系の小中規模河川(小貝川・将監川・長門川)
小貝P7314005.jpg
小貝川

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将監川

●霞ヶ浦水系
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新利根川

●牛久沼
●印旛沼
牛久IMG_6189.jpg
牛久沼


●荒川
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あと関東圏ではないですが、
●八郎潟
八郎IMG_4379.jpg

メジャーなところで言うと
こんな感じです。

ひとつの基準として、水質があります。
基本的にクリアな水域ではこのタイプのクランクベイトの出番はありません。
カバークランキングが全く通用しないわけではないのですが、
それはまた別のクランキングの出番があるのと、
メインとなるルアーはクランクベイト以外のルアーになる場合が多いのです。

そういう意味で、
上記のフィールドは適度な濁りがある水域です。
荒川や利根川水系は、比較的透明度のある水域ですが、
透明過ぎないということと、流れがあってカバーも豊富という特徴があります。

水の透明度という観点から
なぜクリアだとMBXは向かないか…というと、
すごく単純な話で「バスに見切られるから」です。
フォルムやアクションがもう偽物感まるだしなので(^^;)



次にカバーです。
これが無いとカバークランキングは始まりません。

ここで、一番ダメな例をあげましょう。
それは

「クリアでカバーがないところの中層を引く」

です。

これ、全く釣れません…。
さすがにこれは想像しやすいと思います。


カバークランキングは
●濁り水
●カバー
があって始めて成立します。

イメージIMG_3445.jpg


そんなの当たり前だろ!!
という方も多いと思いますが、
ただバンクに向かってキャストして巻いているだけ…
という人はいませんか?


これもそれに近い行為だと私は考えています。


濁っていても、カバーが乏しい場合、
これはカバークランキングでもないですし、
基本的に釣れないパターンです。
別のルアーの方が釣れるでしょう。

同様の状況でクリアな水域の場合は
先述しましたが、もっと釣れません。
濁りがあれば、まだ可能性はあるんですが、
クリアだとほんと釣れません。

目に見えるレイダウンやスタンプ、
ロック系カバー、ブラッシュなどを釣るというのが
一般的なカバークランキングなんですけど、
これが沈みものと言われる、ボトムにある様々なカバーを釣るのも
同様にカバークランキングです。

湖底IMG_0601.jpg

写真は減水した亀山湖です。
ボトムには結構いろんなものが沈んでいます。



目に見えやすいカバーから、見えないけどボトムにあるカバーまで、
とにかくカバーに絡めて釣るクランキング用に作ったのが、
MBXなわけです。




次回は具体例をあげて、続きをアップします。
あ~図を描かなきゃ!




MBXのカラー紹介 [販売]

初回分のカラーは前回書いた通り、2色です。




どういう2色か…というと話は単純で、

「最も使われる率が高いカラー」

という視点で選びました。




MBXが使われるシチュエーションは
濁りがある水質でそれなりにカバーがあるところ…
というのが前提になります。







ひとつは「ブラックバックチャート(蛍光オレンジベリー)」。
マッディー・ステイン系の水域の超定番カラーです。




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超定番だけあって、私なりのアレンジは極わずかです。
ショルダーのスケールにシルバーを使っているのと、
ブラックバックのラインをやや細めにしていることの2つ。



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ショルダーのシルバーはちょっとしたメタリック系のアクセントカラーですが、
ブラックバックの幅は明滅効果をより明るい明滅に調整する狙いがあります。
明るいチャートの面積を多めにすることで、
チャートの「明」の発色を優先した塗り方です。



ベリーはお決まりの蛍光オレンジです。


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もうひとつは「Gシャッド」。
こちらは濁り水でもチャートに抵抗がある場合に
使っていただきたいシャッドカラーです。
または、ボラ系などのベイトが多いフィールドで、
シャッドカラーが有効な場合はこちらを選択するという感じでしょうか。





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ショルダーの塗り方の違いで、
メリハリ感はやや「ブラックバックチャート」が上ですが、
パールホワイトからゴールド、ダーググリーン(&パープルパール)の
明滅もなかなか良いですよ(^^)





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ゴールドスケールとパールホワイトの境目に
少しブルーパールを吹いているので、
じっくり見ると、生々しい感じになってます。
青い発色って色んな魚が持ってますよね。
テールのレッドも最近のMBの定番処理です(^^)



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両カラーとも、MBXのアクションが見えやすい=明滅効果が高いカラーで、
リアクションベイトとしては、使いやすいカラーだと思います。
まずはこれらのスタンダードなカラーで
このクランクベイトを試していただきたという思いで
あえて初回はこの2つのカラーに限定しました。




あと、今回製作分から紫外線による退色を防ぐ対策を施しています。
完璧ではないですが、従来よりも退色はしにくい仕様になっています。
チャートリュースなんかは退色しやすいですからね…。





今後のMBXのカラー展開としては、ブルーバックチャート(ドルフィン)や
レッドクロー、ブルーギル、黒金などの定番も欲しいですね(^^)
少しずつカラバリを増やしつつ作っていきたいと思います。
そして追々「ダークブリーム」みたいなマニアックなカラーも追加する予定です(^^)




ふ~ [ハンドメイドルアー製作]

塗装終わった~!!



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という報告だけ(^^;)
今朝、黒目を入れて無事終了。


週末にトップコートして、
来週末完成というのを思い描いていますが、
果たしてどうなるか…。
そろそろパッケージの準備もせねば。



今回はこの超定番のブラックバックチャートと
ちょこちょこアップしている、「Gシャッド」というシャッドカラーの
2色を販売予定です。

ちなみに私がMBXを使う場合、
ブラックバックチャートをセレクトすることが多いです。
基本的にこのカラーとシャッド系があれば、
不便は感じないので今回はこの2色に絞ってます。
詳細はまた販売直前に。

個人的にはレッドクローも塗って使い倒してみたいです(^^)
いずれ販売します!



MBXの潜るヤツ [ハンドメイドルアー製作]

ちょっと深いところにあるカバーを釣るためのMBXです。





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津久井湖の濁ったエリアがあったら使ってみようかな〜と
用意したものなんですけど、
そんなに使用時間は長くなかったです…。


リップは長めのポリカ製コフィンリップ。





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シャロー版と比べると仕様がかなり違います。
両モデルのアクションはかなり近くて、
シャロー版の方がやや強いかな〜という感じです。
回避性能もかな〜り良いです(^^)
ちょい深めのカバー用に重宝しそうな予感がしています。


呼び方は「MBX MID」なのか「MBX DEEP」なのか、
自分でもイマイチ分からず、
まあ、「MID」の方で良いかな?
レギュラーモデルにするつもりは今のところ無いです。


一番使い道が良さそうなフィールドは
リップラップだらけの八郎潟や
水深のある利根川などの河川でしょうか。

八郎のリップラップは岸際ギリギリはシャロー版がマッチして、
ちょっと沖に出るとこのMIDがマッチするはずです。
リップが大きく長いので、スタックもしにくいかな〜と。

今年も八郎に行ければぜひ試してみたいですね!



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