SSブログ

インプレ[TATULA 100HL(US版)] [ロッド・リール]

制作ネタも乏しいですし、
しばらく使ってみたもののインプレ記事でも書こうと思います。

今回は、去年話題になったリールについて。
DAIWAのTATULAです。
100HL(US版)というベースモデルの左巻き。



TATULA(タトゥーラ)の売りは

●剛性が高い
●レベルワインダー部の抵抗が減ることによる飛距離のアップ
●安価

の3つと言われています。

まとめると、「安くて、頑丈な使えるリール」という感じでしょうか。
デメリットは日本においてはやはり「重い」というのと「外観のチープさ」
になると思います。


私はボートに複数のタックルを積んで釣りをするスタイルであるので、
このTATULAのコンセプトはすごくありがたくて、
複数台のリールを入れ替える場合、ハードルはかなり下がります。
そして頑丈であるのも大切で、ちょっとしたことで調子が狂う道具は
正直めんどくさいのです(^^;)

安くて、そこそこのパフォーマンスを安定して提供してくれるリールというのが
道具として一番大切なところなわけですよ。

で、私が試しに導入してみたのがUS版のノーマルタイプ。
6.3のローギアで左巻きというすごくオーソドックスなモデルを選んでます。
ローギアなのは、普通にクランキングに使いたかったからです。
USモデルなのは、「安い」というメリットをもっとも享受できるのと、
ハンドルが国内モデルより長い90mmであり、
ハンドルノブが使いやすそうなカタチだから。
ちなみに15,000円でおつりがきます…。
やっすー!!!


で、使ってみた感想です。


ロッドはアンリパのプライドEPVC664を使用し、
ラインはフロロの16lbを巻いてます。

メカニカルブレーキはスプールがガタつかない程度まで締めて(=ゆる目)、
マグネットブレーキのみで調整しました。
シチュエーションはボートからのバンク撃ちで、
ボートボジションとバンクとの距離は近めでアキュラシー重視のキャストと、
沖に向かっての遠投の2パターンです。

ブレーキは結果的には10を基準にして、
5~13までで調整しながら使いました。


キャストしてみたルアーはこちら。


まずは大きめでウエイトもあるクランクとしてMBX(約14g)。

IMG_6167.JPG

特に問題はないです。
TATULAはスプールの回転はなめらかですね。
とりあえず、このクラスのクランクならバンク撃ちから
遠投まで不満はないです。





次はレギュラーサイズのラウンドクランクとして
開発中のS60(約10g)。

IMG_6166.JPG

こちらも遠投は問題なし。
ラフな感じで思いっきり振れる感じ。
バンク撃ちは少し初速に不満を感じます。
これがスプールの重量から来るものなのか、
マグネットブレーキから来るものなのは分からないのですが、
軽くバックハンドでというキャストだと、
立ち上がりにやや不満ありです。
慣れもあると思いますが…。





そして、フラットサイドクランクLeafer(約9g)。

IMG_6164.JPG

こちらも遠投ではマグネットブレーキらしい懐の深さがあります。
特に不満はなし。
バンク撃ちではブレーキを弱めにしないと先程のS60同様に
立ち上がりがやや遅く、アキュラシーの低下が気になります。



最後にタイニーフラットサイドクランクmito(約7g)。

IMG_6163.jpg

遠投は思いのほか飛ぶので、いい感じ。
そしてバンク撃ちはアキュラシーの低下が顕著かな…。
キャスト方法にもよるんですが、
テクニカルなキャストはまだ慣れていないせいか
狙ったピンポイントに入れるのは難しいです。
スプールの重量やベアリング性能が関係するところだと思いますが、
国内モデルやTYPE-Rだとその辺が改善されてるのかな?


えー、クランク使用時だけのインプレですよ。
今気がつきました(笑)
なんて偏ったインプレ(^^;)



リールの重量ですが、
普段カルコンも使っているので、
私的にはそんなに気になりませんでした。
軽量なタックルに慣れている方は、
ちょっと厳しいかもですね(^^;)


私はずっとシマノのリールを使っているので、
ダイワのマグネットブレーキに慣れるのに少し時間がかかりそうです。
割と距離をおいて、ある程度の力でキャストする場合は、
非常に使い易いのですが、近距離でピンスポットに間違いなく入れたい時に
今の私の感覚では思うところからズレ易いです。
ピッチングも遠心と勝手が違うな~。
何度も言いますが、慣れの問題もあると思います。


そういうフィネスな釣りに使うようなキャストは、
シマノの32~33mmスプールモデルが個人的にはすごく使い易いです。
34mmスプールでもクロナークは使い勝手が広そうなので、
軽量〜そこそこ重量級までオールマイティーリールとしてぜひ導入したいリールです。
というわけで、将来的にはアルデバランとクロナークで揃えて使い分けたいかな。

ピッチングも遠心ブレーキが慣れているので、今のところシマノリールがしっくりきます。
(ダイワのハイエンド機なら何の問題ないのでしょうが(^^;))


逆に様々な自然状況下でボートポジションを離して、
ある程度パワーを込めたキャストをする場合、
マグネットブレーキの方が安定したキャストができる気がします。
琵琶湖なんかだと良さげですね(^^)


剛性に関してですが、
長い期間使ってないので、耐久性はおいといて、
使ってて確かに剛性の高さは感じますね。
カタカタ感もないです。
巻き心地も良好。


これをベースに高性能ベアリングや今後出ると思われる
軽量スプールを組めばまた違った感じになるのは間違いないです。
国内版TYPE-Rはどんな感じなのかな?
というのが少し気になります。


カスタム前提で買うなら安いモデルを買って、
自分好みに仕上げるが良いのでは?
あとはハンドルをオリジナルのまま使うなら、
US版のハンドル&ツマミはなかなか使い易いです(^^)






次回はスキンズのインプレでも書こうかな。






この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。