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今年もありがとうございました [ハンドメイドルアー製作]

夜なべを繰り返して、何とか削り終わって、
只今サンディング中です。




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私の製作規模としては通常よりも多めに作りました。
ぜひぜひ使っていただきたいという思いです。

ルアーフィッシングは楽しいんだって、
再認識していただけるルアーだと思っています。









削りカスがコレだけ溜まりました。
今回のMBX分。







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内職ですが、修行のようでもあり、
罰ゲームのようでもあります。
それでも確実に形になって行く行程であるので、
楽しいという感情が脳内を支配しています。
そう思えないとやっていられない仕事なので、
私は向いているのかな?
正直まだよくわかりません…。





ウエイト入れて、下地作って、
あと少しで塗装行程にどっぷりと浸かれます。



多分、これが今年最後の更新になると思います。
今年も当ブログを見に来ていただき、
また、MBルアーを使っていただき、
ありがとうございました。

来年も皆様がより良い釣果に恵まれますように。
(自分も含めて!)
良いお年を〜!!



気持ちはもう来春へ行ってます(笑)

新年はお年玉企画やります!


廃盤リールシートたち [オリジナルロッド製作]

廃盤のTBSを何とか1個ゲットしました。




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かっちょいいカラー済のものなので、
そこそこ高額でした。



結構デカいTCS-17と比べても
さらに一回りデカいのがわかります。



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そして肉厚なので、重いのも納得。

でもこの形がいいんだよな〜。
トリガーの前後の絞り込みが左のTCSよりキツくなってます。
そして、シート自体がTBSの方が少しだけ太いです。

TBS余ってるよ!
という方がいらしたら買い取りますので、
ぜひご連絡ください!
(monkey_brain_lures@yahoo.co.jp)





あとパーツ整理してたらこんなのが出てきました。
















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こちらも廃盤のTPSです。


これは二昔前の標準シートで、
オールスターとかはこのシートだったはずです。
今使われているFUJIリールシートの原型とも言えます。
コンパクトなのが特徴です。


このTPSは見ての通りヤスリで削られています。
何かに影響されてやったのだと思いますが、
もう思い出せません…。

そして今となってはこの削り方は
自分にマッチしてないという(^^;)




最近、ロッド話を多いですがロッドビルドしない人にとっては
多分つまらないですよね…。
でもロッドもルアーと同じでパーツの特性なんかを知っとくと、
ロッド選びの判断基準になりますし、
ぜひお付き合いくださいませー(^o^)



MBXの亜種 [ハンドメイドルアー製作]

バルサは常にストック管理して、番号付けて整理してます!







と言いたいところですが、
結構、買って放置していることが多いです(^^;)






で、度々整理して何が足りてないか頭に入れておきます。










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そんなことをしながら、
実験用にいくつか削り出したこちら。










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ちょっと長くなったMBX。
B3程大きくないです。





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(オールドのB3との比較写真)





多分、バスから見てもボリューム感は
MBXとそう変わらないと思います。



アクションの研究と存在意義の確認のため、
来シーズンいじっていきます。
ロングテールのMBXなので、MBX-LTでいいかな。




こうやってクランクベイト作るのも楽しいけど、
最近はスピナーベイトも面白いです。
少しずつコンセプトが固まってきました。
でも時間は掛かりそうです。

クランクベイト、スピナーベイト、ロッド。
やりたいことはいっぱいあるけど、
どれも時間が掛かりますね。
何でもそうですが、ノウハウの蓄積が重要なので、
ポンと使えそうなものが出来ても、それはそれだけのモノなのです。
少しずつ熟成されて試行錯誤を経て育ったモノを作っていきたいです。




ロッドに関しては、ブランクスを作ることはできないので、
存在しているパーツを如何に自分の望む姿に近づけるか…
ということしかできません。


ブランクス売りしているブランドのものは専用機種はあれど、
スタンダード路線がベースなので、これは使えないというモノにはなりにくいです。
製品として各メーカーから販売されているロッドは解体する必要がありますが、
コンセプトが明確なものも多いです。
中古屋で運命の出会いも楽しめます。
そして、メーカーが提唱する使用用途とは違った使い方をそのロッドに見いだすのも
ロッドを組むアングラー次第です。
一から設計することはできませんが、
有名ブランクスを使うにしろ、メーカー完成品を使うにしろ
選択肢が多いのでそれなりに楽しい作業になると思います(^^)



あ、いつの間にかロッドの話になってますね…。



パーミングキャスト用のリールシート [オリジナルロッド製作]

最近、ずっと試行錯誤してたロッドですが、
結局リールシートはこれで行くことに。






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(実際は無塗装のものを使用)



まさかのTCS。
これって時代遅れでしょうか?
私は違うと思います。
自分の使い方だとこれが合ってました。

理想を言えば廃盤になってしまったTBSが良かったんですが…
まあ、TBSは重いのがネックなのと内径が1種類しかなくて、
極太の竿は作れないんですよね。
TBSが使われている現行品は多分ロードランナーしかないはずです。

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軽量化された17サイズのNew TBSが出たら最高なんだけどな~。



普通ならブランクタッチの定番であるECSを選ぶところですが、
自分の使い方だと太く握る方が安定感があるし、
力を入れ易かったのでTCSに決定したわけです。

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(ECS)

これはセットするリールとも関係してきますし、
3フィンガーでパーミングしながらキャストすることを前提にした考え方です。




来期に向けてタックルを全て再構築する予定です。
釣り道具は見た目も重要ですが、
やっぱり使い勝手にこだわりたいです。

3フィンガーキャストをする人って
左巻きリール愛用者に結構増えてきた気がするんですが、
どうなんでしょう?
いつかアンケート調査してみたいです。

以前より増えていると思われますが、
これが今後どう推移していくのか興味あります。
持ち帰る手間が一切ないので、
非常に手返しが良いのがメリットなんですが、
手首の動きが少し制限されてしまうのと、
右手及び右手首(右利きの場合)に
負担が集中してしまうというデメリットがあります。

私的には前者は慣れで克服できているので、
後者のデメリットが気になってます。
それを少しでも軽減するために軽量である必要がありますし、
使い勝手を向上する必要があると感じています。


パーミングしたままで一切持ち替えないというコンセプトで、
今まで販売されていた専用設計機は
恐らくTD-Z 105(103)HLだけだと思います。

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あと、専用設計ではないですが、比較的新しい機種の中で使い易いのが、
この前ちらっとアップしたスコーピオン1001Mgです。


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どちらもそこそこ軽くて、パーミングしやすくて、
何と言ってもハンドル側のギアボックスが
下に張り出してないのが特徴です。
これによりパーミングした右手中指もリールシートを握ることができます。
まあ、手の大きい人はスペースが足りないかもですが…。



メーカーが本気になったら
すごく良いリールとリールシートができると思うんですが、
まだまだそんな使い方の需要が少ないんでしょうね。


TD-Z 105(103)HLは独特のフォルムで
好き嫌いがはっきり別れるリールでしたが、
現代のパーミングキャスターは左右対称型の左巻きリールになれているので、
大きく形を変えることなく、
普通っぽいリールのままで使い易いリールができそうな気がします。


そんなことを言ってても、無いものはしょうがいないです。
さすがにリールシートとリールは作れないので、
今手に入るモノの中でなんとかしなければなりません。

で、その中で私的に一番しっくりきたのが、
TCS+スコーピオン1001Mgでした。
TD-Z 105(103)HLは未確認で、あくまでも良さそうというだけです。
もうかなり安いですし、いつか検証したいです。




ちなみにギアボックスが下に張り出した今風リールでも
左手をバットエンドに添えてキャストする場合は、
右手に力が集中しないので、あまり問題になりません。



レポートと進捗状況 [釣果報告]

九州のUさんからの釣果報告とレポートを頂きました!


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釣った場所は河川で、リップラップやゴロタが沈んでいる所です。
それに加えレイダウンが絡んでいる所でも釣れました。
障害物に当てて食わせるのがセオリーだと思いますが、
通すだけで下にある障害物に隠れていたっぽいやつが
食い上げてきたというのもありました。

私は基本的にリトリーブが速くて何かに当たっていても
気づかない時が多いです。
でもMBXはオートマチックにかわしてくれるので根がかりにくいです。
河川にある色んなシチュエーションでも
リズムを崩すことなく流していけます。

さらに流れのある河川(エリア)では
通常、余計にリトリーブ感が悪くなりがちで、
ダウンストリームではリトリーブが重すぎて根がかっていたり
ラインが擦れているのに気づかず、
アップストリームではピッチが足りずに根がかるのですが、
こういうときにもMBXのピッチの速さや
基本的な回避能力の高さに助けられてます。

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Uさん、リアルなレポートありがとうございます!

釣りは現場でその一瞬一瞬をどうとらえて、
どう対処していくか…という現場力がものすごく大切です。
ちゃんと使って頂けてるというのが感じられてとても嬉しかったです。





MBXなどのフルサイズカバークランクを使ったバスフィッシングは
すごくゲーム性の高い釣りだと思っています。
そして、ルアーフィッシングの楽しみが凝縮されています。

キャスタビリティーの高いルアーを
狙ったピンポイント・コースにキャストし、
メンディングやリーリングによってコントロールしながら、
スピーディーにゲームを展開。
そして、バスの習性を利用した「騙し」のテクニックにより
コンディションの良いバスを仕留める。

専用性の高いロッドと
しっかりとメンテナンスされたクセを理解しつくした相棒的リール、
信頼のおけるライン、
所有感のある趣味的で愛嬌のあるクランクベイトというルアー。
愛着の湧く道具たちです。


他の釣りにも楽しみは当然あるのですが、
フルサイズカバークランクの釣りはやってて気持ちいいんですよね。
これは個人的見解ではありますが、
そう思っている人は一定数いると思います。


目の前に現れたカバーに対して、
一瞬で水中を想像して、バスの付き場をイメージし、
トレースコースを数パターン描き出し、
自らのスキルでそれを実現していく。
基本的にこれらの連続です。

これをスムーズに遂行できて、
なおかつバスがそれに応えてくれた時の感動は
それはそれは素晴らしいものがあります。

「スムーズに遂行できる」「バスがそれに応える」
というところにMBXは貢献できます。
もうシーズンは終わってしまいましたが、
すぐに春はやってきます。
攻撃的で繊細な釣りをぜひ楽しんで頂きたいです。


MBXは現在、ブランクを削っているところです。
途中数を倍に増やしたのでちょっと時間がかかってしまってます。
年末年始に塗装して1月中に完成できるか?
というところです。
塗装直前で止まってるLeaferも同時進行します。


完成時期のお問い合わせをよくいただくのですが、
そんな感じで進行しております!


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