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ストックルアー [その他]

前も書いたかもですが、
小学生の時のルアーの価値ってとんでもないものがあって、
月の小遣いが吹っ飛ぶくらいのブラグ1個が宝物で、
ラパラなんか金を持ってるおっさん達が使うものという認識でした。
僕ら少年はダイワのバルサミノーが精一杯。
宝物のクランクベイトはバスハンター。



そしておっさんになった今、
ルアーの価値がだいぶ下がってることに
少し寂しさを感じたりするわけです。






あーあ、ちゃんと整理しよう。
そう思ったのが1ヶ月前。






深夜前に散らかってるルアー集合。










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有用な資料となるルアーはこのBOXにまとめます。




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できればプラノ3700あたりをしこたま買って、
整理したかったのですが、
プラノのボックスって売ってないんですよね。
しかも結構値上がりしてて、メイホウと価格差が少なくなって、
どうせ家でストックしとくものだからこれでいいのでは?

とホームセンターで買って来たのが先のBOXというわけです。
1個1,000円くらいで、サイズもデカいので、
いっぱい収納できます。商品在庫も豊富(^^)
M1という規格のBOXがルアーストックには丁度良いと思います。
プラノ3700の2回りくらい大きいBOXで仕切りも付いてます。


ルアーって使うものはごく僅かです。
私は作り手なのでなおさらです。
なので、これらはほぼ研究資料なわけで、
それはそれであわれなルアーなのかもしれませんね。


自分の理想としては、
まあ、資料は沢山あって良いのですが、
使うルアーは少数精鋭が良いと思ってて、
ロッドもリールもそうですが、
どれだけその道具を理解して自分の武器にできるか…
ということが重要だと思ってます。

特に釣りにさける時間が限られているなら
なおさらあちこち手を出すべきではないと。
道具の性能を最大限引き出して、
確実に自分の手駒にしていくのが、
自分の目指すスタイルです。


最近ロッドの記事が多いのも
ちょっと真面目にタックルを考えようかな~
という思いがあるからです。
人馬一体的な道具っていいじゃないですか。




まあ、それはさておき、
1時間くらいで整理できるだろ。と始めた整理が
2時間経っても終わらない…。




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このまま放置できないので、
3時間かけて何とか整理終了。


途中何度も「かまってくれワン」と
うちのワンワンが無理矢理ルアーの壁を突破してきたので、
ルアーにフッキングしないかヒヤヒヤでした。



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結果、かなり容量のあるBOXなんですが、
やっぱりBOXが足りないですね。
わかってはいましたが。
ABSのルアーも含め、全部をこのBOXに収納するなら、
あと5つくらいBOXを買ってこないとダメだな…
というのがわかりました。


昔は釣りに持って行く用のタックルBOXとして、
アタッシュケース型のBOXを使ってましたが、
今は主に使わないルアーを入れておくだけの
効率の悪いBOX。

出撃用のBOXはプラノ3700でここ数年変わりなく、
これが一番自分に合っているので、
ストック、整理用のBOXとプラノ3700の2種類で
今後整理しようと思います。

資料用BOXとしては確実にバグリーBOXとラパラBOXが必要ですね。
あと、意外に頂き物のハンドメイドルアーが沢山ありました(^^)
ブログのご縁で頂いたものばかりで、
自分のハンドメイドライフの一部です。
皆様その節はありがとうございました。


年末に整理・掃除を一気にやると
絶対終わらないので、今からコツコツとやっていきたいと思います。
次は作業部屋の整理・掃除だな…。



MBX用グラスロッド [オリジナルロッド製作]

う~ん、極太!


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MBXにちょうどいい感じのグラスブランクを見つけてきました。
極太でバット部分で径が16.5mmあります。
リールシートのECSやACSは内径が最大17mmなので、ギリギリですね。

軽くてシャッキリしているグラスブランクで
アンリパのプライドで使われているVグラスに似ています。
薄めに巻いたグラスな感じ。
全体的に愛用しているEDGE プライドのEPVC664を全体的に一回り太らせた感じです。


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(上がEPVC664)


テーパーもほぼ同じ。パワーは664のワンランク上。
じゃあ665と同じか?と思われますが持ってないのでわかりません…。


この極太ロッドのレングスを調整して、ショートグリップにして、
ガイドを今風にしてってやったら、絶対良いロッドになるはず。


私が近距離戦のカバークランキングに求めるのは
グラスであれカーボンであれ、
わずかなテイクバックでもしっかりとルアーのウエイトを乗せられ、
時折繰り出すミドルキャストにも、
掛けた魚にも負けないパワフルなバットを備える
軽いショートレングスブランクです。
まだ入手したばっかりなので、断言できませんが、
なかなかいい線行ってると思います。














そして最近見直しているリールシートがこちら。








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賛否両論のACSです。


見ての通り、指の位置が自動的に決められてしまう形状が特徴です。
それが合わない人にとっては苦痛でしかありません。
逆にそれが問題ない場合はしっかりと握ることができます。


私の場合、四六時中パーミングしているので、
3フィンガーでパーミングしたままでいかにキャストしやすいか…
というのが重要になってきます。

使用リールはロープロファイルになるので、
仮にTATULAを付けて握るとこんな感じになります。








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対して、握りの自由度が高く根強い人気のあるECSがこちら。




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薬指の部分の握りがECSの方が細いです。


単体写真。

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どちらも問題はないのですが、
私的にはACSの方が少しラクな気がしてます。
たまたまACSの溝が自分に合っていた結果かと。

シングルハンドでポンポン入れていくカバークランクをする場合、
このACSが自分にはあっているとわかったので、
この極太ブランクにはACSを採用してみようかと思案中です。


う~ん、早く完成させて試投したい!




最近のリールは全体をロープロ化して、
メインギアを大きく下に張り出させて小さく握れるようにしてますが、
もう廃盤になっているこのリールは結構好きです。












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旧スコーピオンのMgです。
ギアの出っ張りが少ないので、
パーミングした時に中指の納まりがいい感じ。
これは手の大きさや握り方によって好みが変わると思うので、
一概には言えませんが、良いリールです。

デビュー直後に新品購入してから
ずっと使い続けてて不満の少ないリールなので、
自分にあってるんだなと思ってます。
釣りをする距離もショートキャストが多いのも関係していると思います。




リールシートの話に戻して、新顔リールシートであるPTS。
メーカーHP

これも候補にしたかったのですが、内径が16mmと1種類しかなく、
径が16mm以上の極太ロッドには採用できない状態です。
PTSは軽量化を狙って肉抜きされてるのが特徴で横に広がった幅広デザインとなっています。
ダイワのシートと似てますが、ちょっと興味あります。

ただ、VIPがそうであったように、
グラスなどのやわらかいブランクに強度(剛性)が足りないリールシートを採用すると、
シールシートの中でブランクが遊ぶトラブルが発生することがあります。
これはどうなのかな?

それが進行することによって、
グリップの接着が剥がれたりするトラブルに繋がってる気がしてます。
曲がるタイプのブランクはしょうがないんですけどね…。
あとVIPはガイドのスレッドが痛み易い(弛みやすい)気もするんだよな~。
ガイドのベースを短く加工してるのも影響してるかもですが。
まあ、これは余談です。



ダイワと言えばブラックレーベルのグラスコンポジットブランクも
気になってます。値段もお手頃ですし手に入れて組み直して使ってみたいロッドです。
価格帯がひとつ下のシマノのエクスプライドシリーズもなかなか良くて、
欲しいモデルが何本かあります。


近年の実売2万円前後のロッドって凄く出来が良いですよね。
モデル数も多いので自分にあったモデルが絶対ありますし、
もし私がロッドを組まない人だったら、この辺のロッドで揃えていると思います。
ブラックレーベルはセパレートグリップにしてないところも好感が持てます。


ただ、アメリカや琵琶湖を意識している(と想像)こととユーザーの嗜好からか、
ロングロッドが多いので、6'3"くらいのクランキンロッドは無いですね…。
ロードランナーのハードベイトSPや
テーパー&シェイプのグラスウェイくらいでしょうか。
関東のフィールドでボートに乗ってバンク撃ちするなら
ロングロッドより扱い易い気がするんですが、需要がないのでしょう。
好みのレングスは人ぞれぞれですからしょうがないです。


ルアーの好みがあるようにロッドとリールも
それぞれ自分にあったものを使いたいです。
だから私としては、自分が良いと思ったからと言って、
それを無責任に薦めたくはなくて、
最終的にはやっぱり釣りをしている環境とか目指すスタイルによって、
ロッドもリールも変わってくる…というのが結論です。


あ、割と普通な結論ですね、これ(笑)


パーツ整理 [オリジナルロッド製作]

一気に寒くなってきましたね。
体や思考が自動的にシーズンオフ認識になってきているのを
感じた週末でした。


この時期になるといじりたくなるのがロッドです。
今使っているロッドのメンテや改良などもシーズンオフなら可能になりますし。


最近ロッドを組むことをあまりしてないのですが、
パーツを買ってみたり、中古品を漁ったり、
ロッドを組むシミュレーションをしてみたりと、
水面下ではいろいろと動いているところです。




で、まずはじめにパーツを整理しようと、
やったのがこれ。






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パーツ取り用ロッドです。



これをこう。




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スレッドとコートをカッターで切り、
ガイドを取り外します。
ブランクを再利用する場合は、ブランクに傷がつかないように
丁寧に作業する必要があります。




収穫されたガイド。



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チタンフレームのSICガイド。


主にベイト用のニューコンセプト仕様のガイドたちです。
バット側から12/10/8/7/6/5.5/5という感じで、
結構な量を収穫できました。
この数字はガイドのフレームのベース部分に刻印されているんですが、
とにかく小さいので、まだ老眼ではない私が見てもやっと判別可能なレベルです。
また、チタンフレームの場合は「T」と入っています。
わからなくなった場合はここを見ると素材とリング径がわかります。


このニューコンセプト時代のガイド径はバット側は12から始まっているのが
スタンダードだったのですが、今主流のKRになると、
10からはじまって、早い段階で4に移行されて、全体的に小口径化されています。




見た目の差はこんな感じ。



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(下がKRコンセプト仕様)



KRはフレーム形状が糸絡みしにくい形状になっています。




今冬こそ数本のロッドを組むと心に誓っているのですが、
基本的にはこのKRガイドで組む予定です。

で、この収穫したニューコンセプトガイドたちは、
お遊び用ロッドにでも使おうかなと。
買ったらそこそこ高価なチタンフレームSIC、
今でも実用性も十分(^^)


リングの素材でトルザイトというSICの上位にあたる素材が
世に出ていますが、チタンフレームオンリーで高価なガイドとなっております。
より薄く軽く作れるのでさらなる軽量化と省スペース化が可能なガイドです。
どこまで差があるのか、ちょっとわかりませんが、
ここまでくるとこの先さらなる進歩はしばらく無いかな~と思われます。


でも将来、ラインで画期的な素材が開発されて、超極細になれば、
リング径「1」とかが出て来るのかもしれませんね…。
ライン通すのがめっちゃたいへんなロッド(^^;)



研究サンプル [市販ルアーなど]

いろんな方の協力もあり、
けっこうな数のオールドのBB2/BB3が集まりました。




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B2
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B3
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人気カラーの傾向が少しわかるような気がした写真です。



このブルーの白目はLeaferのとあるカラーで採用してみたいと
密かに思っています(^^)


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個人的にこの色の個体が多いのが気になります。


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さて、サンプルの数としてはこれくらいあれば、
何となく傾向が掴めそうですが、
今出回っているものはハズレ個体が多いでしょうから、
これで全てを語るわけにもいかないですね。
でもここのあるのはほぼハズレ個体です。


これらを診断した限り、
やはり「ハズレの正体」記事で書いた通り、
ボディ成形の精度の低さからくる不良というのが、
高確率で起きていたのは間違いないと思います。
さらに正面から見た時のリップのスロット角度が
水平でない個体も多いですね。

そんな原因によって残念なハズレ個体となるわけですが、
時代と当時の値段を考えればしょうがないところ。
高浮力で高レスポンスなウッドクランクなだけに、
その加工・取付精度はすごく大切で、
いったいアタリ…というか普通に使えるものが
どのくらいの確率で存在していたのか、
作り手としてはちょっと気になります。

これらを診断して思ったのは、
やっぱりアタリ個体って宝物だったんだろうな〜
ということ。

無理なアイチューンで調整した動くものと
元々精度の高いものとでは、
アクションの質やレスポンス、安定感が違います。




集めたサンプルですが、地道にリビルドしていきたいと思います。
MB的セッティングで組み直したオールドBB2/BB3。
オリジナルで残るのはバルサボディとフックハンガー、ウエイトくらいかな…。
実釣でガンガン使える実用品としてのオールドバグリー。
真鍮製のフックハンガーが年代を感じさせるくらいで、
その他は新品状態になるので、オールド臭さがなくなるのは残念ですが、
やっぱり使ってこそのルアーだと思います。



現在はリップを取って、




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風呂桶を用意。
ガーリックトマトソースの瓶なので、
ほのかにガーリック臭が…。



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現在、シンナー風呂に順番に入ってもらってるところです。




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万力 [その他]

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20年くらい使ってた万力のネジがねじ切れました。
ご苦労様でした。


多用するツールではないのですが、
無いと困るので、新たに購入。




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見た目があまり変わってない…。
ホームセンターに行ったらこれのサイズバリエーションしかなかったので、
ずっとこれを売ってるんでしょうね。
ほぼ最小サイズのものを愛用。


「万力」っていう呼び方ですが、
中学の技術の時間に「万力」として教わったせいか、
「バイス」という呼び方がいまいちしっくりきません。

バイスというとフライやラバージグを巻く時に使う
タイイングバイスを想像してしまいます。

というわけで、私の中では万力です(^^)



ちなみにこの万力は吊るしの状態ではうまく機能しません。
(安物だからかもしれませんが…)
ネジ部分にグリスアップしないとスムーズにハンドルが回りません。




一番重要な箇所がココ。



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グリスが馴染んでネジの慣らしが終わって、
最近やっとスムーズに回転するようになりました。
また20年くらい働いてもらいます(^^)



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