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スタンプ式の黒目 [How to ハンドメイド]

IMG_9600.JPG




カットしてアウトラインを整えたブランク群。
いつもこんな感じに積み上げていくのですが、
エスカレーターみたいになってますね。
MBX、mitoの他にLeaferもあります。

削るのは嫌いじゃないので、
涼しい所でシャリシャリとやりたいと思います。





それにしても暑いですね。
気温が高い時期に一番やりたくないのがペイントアイです。
理由はトラブル率が上がるから。

MBクランクは黒目はスタンプ式なんですけど、
何の工夫もなく普通に筆の裏でポンポン押していきます。
気温が高いとどういうことが起きるかというと、
短時間で塗料の表面が膜を作って悪さをします。

気温が高いと当然乾燥が早くなるので、
例えば瓶などに入った塗料も表面が固まって膜を作り易くなりますし、
筆の裏に付けた塗料も早く作業しないと膜を作り始めます。
その結果、スタンプした時に均等に広がらずに
キレイな●を作れなくなります。

残念な黒目の出来上がり(^^;)



かと言ってあんまり薄めると垂れるし、結構難しいです。
なので、かき混ぜながらスピーディーに作業をすることで
何とか対応してますね…。


あと、どうしてもキレイに黒目をスタンプできない人は
練習はもちろん必要として、水性カラーを使えばやり直しが利くので、
オススメです。

私はラッカーの方が相性が良いので水性は使ってませんが、
水性だと早い段階で水に流せばキレイに落ちるので、
何度でもやり直し可能になります。
せっかく満足できるルアーが作れていたとしても
最後の最後で失敗してしまったら苦労が台無しですからね…。
「心中お察しいたします」です(笑)

その代わり乾燥までの時間が長くなります。
あとデフォルト濃度だと垂れ易いので粘度調整した方が良いかも。


ちなみに水性でも2液ウレタン吹きのトップコートで
色が流れることはありません。


ではでは、夏期休暇などでハンドメを楽しむ方、
頑張ってくださいね〜♪




バルサクランクの傷から水はどれくらい入るのか? [How to ハンドメイド]

このタイトル、興味ありませんか?
バルサという密度の低い木材は、
水を吸い易いと言えます。

そしてバルサクランクは酷使すると、どうしても傷ついていき、
そのままにしていると外皮が剥がれ出し、
地のバルサが露出します。



2回の釣行で、かなり酷使したこのMBX-LT。



IMG_8592.JPG



普通に使っている分にはいきなりここまで破損しないのですが、
カバーをタイトに狙う釣りなのと、
ミスキャストでコンクリートにガンガン当てちゃっているので、
こんな風になっています…。



このMBX-LTはオリジナルのMBXのテールを少し伸ばしたデザインで、
ボリューム的にはバグリーのバルサB3に近いです。

この時点で使用後にしっかり乾燥させました。
その時のウエイトが15.7g。
このまま瞬着などで防水処理をせずにそのまま使ったらどうなるか…。

実験しました。


1日ずっと使ったわけではないですが、
1日の釣りの中で20~30%くらいの使用頻度で使いました。
2~3時間くらいかな?

で、どうなったかというと、

乾燥状態(15.7g)

使用後(15.96g)
0.26g増えました。
家に着いてすぐに計りました。

1キロ(1,000g)の水はだいたい1リットル(1000ml)ですから、
0.26gの水は0.26mlになります。








可視化してみましょう。









IMG_8737.JPG


これが0.26gの水。

多いのか少ないのか…。
ハードウッドのプラグは単純に考えて、これより少ないはずです。


ちなみに吸った水が抜けるスピードですが、
室内のテーブルの上にこの時期に放置した場合ですが、
約1週間でもとのウエイトに戻りました。
少しずつ抜けて行きます。
当然、傷はそのままにしておきます。

ブラウン管テレビが主流だった時代はテレビの上に置いておけ、
と言われてましたが、生暖かいところに置いておいた方が当然早く抜けます。
ドライヤーの熱風に当てるのもアリですが、
遠くから温度が上がりすぎないようにしてやらないと、
ルアーには良くないでしょうね。あまりオススメしません。
直射日光も同様の理由で良くないです。
紫外線で塗装も劣化しますし。




私の場合は、よほど大きな破損でないかぎり、
その釣行中は使い続けます。
で、帰ってからボックスから出して、しばらく放置して、
瞬着で防水するというやり方をしてました。

この結果を見ると、それで問題なさそうです。





乾燥させてから瞬着でコートした後は、黒マジックで塗り塗り。





IMG_8720.JPG




ぱっと見はOKです(^^)
私は作り手だからかもしれませんが、
ルアーは道具というのが前提です。
だから破損したら道具として機能するようにメンテしながら、
ガンガン使っています。
カバークランクにおいてはそれが顕著です。


壊れにくいからABS製クランクを使うというのも正解ですし、
バルサの能力を最大限生かしたクランクを使いたいというのも、
有意義な楽しみ方です。
私はもともと傷ついたルアーが好きなので、
ABSであれウッドであれ、道具感漂う感じを楽しんでいます(^^)





塗装ツール [How to ハンドメイド]

週末は一日所用で使ったので、
釣りはあきらめて塗装作業に充てて、
塗装ブースと向きあっていました。

大してネタも無いので、
そんな塗装のお役立ちグッズ紹介でもします。











こちら。














IMG_8295.JPG





地味なのが出てきました(^^;)



まずは左側から。
この容器は一般的には洗浄瓶とか言われているもので、
エアブラシ等の洗浄に使われるアセトンを入れています。
300円くらいです。
アセトンは強力に浸透する溶剤なので、
アセトンOKのものを使う必要があります。


デカい容器からこの洗浄瓶に小分けにして入れておいて、
塗装時は常に傍らに置いてあります。
本体を軽く押すことでノズルからアセトンが出てくるので、
エアブラシのカップに適量を入れ易いです。
まあ、既に使ってるよって言われそうですが…。


中央のカップは同じくエアブラシ洗浄用です。
100均のお菓子作り用のカップ。
アセトンを入れてエアブラシのパーツを漬け置き洗浄する際に使用します。
漬け置き中は蓋があると良いです。
アセトンは蒸発するのが以上に速いので…。




右のアイスの棒のようなものは、
コーヒー等で使うマドラーです。
プラスチックのものではなく、木製が適しています。
スタバやタリーズに置いてあるタイプです。
結構な本数が入って150円とか安く市販もされています。


調色したカラーを容器に入れて置くと顔料が下に溜まることが結構あって、
それを再度撹拌する際に使用します。
プラスチック製だと溶剤によって溶けることがあるので、木製が良いです。
基本的に2つに折って使って、使い捨てにしてます。
シャカシャカと容器を振って撹拌できれば良いのですが、
特にパールなどの顔料は下に溜まって固着しやすいので、マストアイテムです。

カラーだけではなく、コーティング材や接着剤の混合・撹拌にも使えるので、
便利に使えます。



最後に下に敷いているトレイ。
これも100均で各サイズ売ってます。
溶剤を使う際はこの上にアセトンやカラーなどを置いておくと
溶剤によってデスクが侵されません。
汚れたトレイは最後にアセトンでさっと吹けば掃除も簡単。
塗装規模によってトレイサイズを変えて常にそばに置いておきます。



全て安く揃えられるおすすめ塗装グッズでした(^^)



塗装の実践用の自作便利ツールなどは
苦労の末、行き着いた治具・アイディアなので、
ルアーの設計の核心部分と同じで
なかなかオープンにできないところです。

でもこうしたお手軽な便利グッズは、
気が付いたら紹介して行こうと思います。



刃の話 [How to ハンドメイド]

去年やり残した仕事。
それはハイデッキに付けたシートベースの加工。

H1GPXマスターズカップ直前に
シート用のポールが刺さらないトラブルが発生。
結局イス無しで釣りをしたんですけど、
もう3月ということでサクッとやっとくかと
昨日実行しました。















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右側の輪っかのところの径が
シートポールの径に合わなく入らなかったんですが、
なんとかカットしました。



人力ではかなりキツそうだったので、
こちらを使用。


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ジグソーです。
そして、使った刃は鉄工用。
切り終わる頃には2本ダメになりました(^^;)
作業自体もサクッっとは行かずに
結構難儀しました。


でも内部がこんな状況なので、
切る位置を間違えたようです…。


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一応刺さるんですが、
ちょっとグラグラする…。


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もう1回切るの嫌だな〜(^^;)



そして、こちらも同じ「刃」に関するネタ。
先日卓上の糸鋸を使ってブランクのカットをしていたら、
最後の刃が折れました。


ストックが無かったので、同じものを購入。


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こちらも金属加工用の刃です。
木材用よりも刃の目が細かいタイプです。


これは以前アルミのカットにも使ってたのと、
ポリカとかも切るので、この方が使いやすいという理由で
これを使ってます。


目が細かい方が引っかかりにくいですし、
バルサもいい感じで切れます。



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ちなみにブランクのカット方法ですが、
以前はカットラインの少し外側を切って、
あとからカッターとペーパーで整える派でしたが、
今はカットラインを切る派になりました。


慣れればラインを外すことはないですし、
何と言っても効率的です!(当たり前…)


少しずつですが、
製作方法も進化してます(^^)



テンプレートと当選発表 [How to ハンドメイド]

う〜ん、週末も忙しかったな〜。
思う存分ハンドメをしようと思ってたんですが、
全然でした…(^^;)

でも何とか夜中にテンプレートを作る作業だけはできたので、
今晩から仕上げの塗装です。





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テンプレートは基本的にコピー用紙です。
これだけの数を作るのは結構大変です。

ベースはMacのアドビ・イラストレーターを使用して、
型紙と一緒に管理してます。
ある程度まとまったらエッチングで抜いてもらいたいな〜(^^)




ちなみにこのザリガニカラー。
(モデルはLeafer)





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テンプレートはわりかし複雑で、
まずこれを使い、



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その後、これを使います。




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このザリガニパターンは、写真の「Leafer」の他に
「Yackleシリーズ」「DAT」「DigDawg」などなど、
結構多種類に塗ってる色です(^^)

「mito」に塗ったらかわいいザリガニができそう♪





さて、プレゼント企画ですが、
早速当選番号の発表です!

今回はナビスコRITZの箱です(^^)



当選番号は〜















































nabisco_k.JPG






11番です!!!!



当選されたのは「teru」さんですね!
おめでとうございま〜す!!
※送り先わかりますので、住所変更がなければメール不要です(^^)


仕上げてからの郵送となりますので、
しばらくお待ちくださいね。
(ちょっと優先案件がありますので…)



ではでは、はずれた方は、またの機会をお楽しみに〜♪




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