雨貝さんのトークイベント[10minutesさんにて] [その他]
23日(祝)に池袋の10minutesさんで行われた、
雨貝健太郎さんのトークイベントに行ってきました。
「秘密のクランクベイトのその後」というテーマだったので、
断腸の思いで作業の手を止め、
顔をテカテカさせながら池袋に向かったわけです。
まずはじめに言っておかなければならないのは、
私はピュアな人間であるということ。
お茶でヨレヨレになった愛読書に
サインをいただきました(^^)
それはさておき、15時~19時過ぎまでみっちりと
アメリカ話を聞かせていただきました。
結果から言えば、かなり濃い内容で
近年のアメリカの状況を聞くことができました。
そして最後にもっとアメリカの現状を知って欲しい旨を
語っておられたので、行きたくても行けなかった方たちに伝えるべく、
今、ざっと思い出せる範囲のことを箇条書きにしてみました。
「秘密のクランクベイト」の続編を書けない状況を作り出した出来事まとめ
(革新的なサービスやデバイスの登場)
●軍事用だった精度の高いGPS使用が解禁
↓
●Navionics(ナビオニクス)というWEB上で湖沼図を閲覧できる
サービスの登場でプラクティスが効率的になった。
プロが見ればキーとなるエリアは一目瞭然。
http://www.navionics.com
●ハミンバードの革新的な魚探・サイドイメージの登場
(現在は360°もあり、前方の状況把握が可能)
↓
●サイドイメージ、サイドスキャンの普及で
ピンポイントでマーキングすることが容易になった。
↓
(結果)ディープ丸裸
(上記により選手の釣り方に変化)
●誰でも可能になった効率的なプラクティス→バッティング率のアップ
●誰もが効率の良いランガン戦略が可能になった→移動した先はもう誰かが釣った後
↓
(例えばこんな選手は…)
●KVDさん優位性薄れる。
●おっさんのメカ音痴は致命的に→リッククラン氏涙。
↓
(おまけ)
ガソリンが安くなって、一般アングラーが釣りに行きまくってる。
↓
(結果)こういった状況なので全体的にバスがスレてしまった…。
(バスの変化)
●フロリダバス(又はハイブリッド)の生息範囲の拡大で
釣れるバスが全体的に大型化してきている。
フロリダバスは警戒心が強く、スレやすい。
ノーザン種よりもスクールを形成しやすい性質を持っている。
↓
ディープがおいしい。
(最新のエレクトロニクスの活用が重要)
↓
(スレたフロリダ種を狙うために使うルアーが変化)
●へアージグの台頭。スレたバスを獲るために
パワフルなミドストなどで使う。
クランクは食わない。
ルアーサイズがデカいのはバスがデカいから(20cmくらいある)。
●スイムベイトはバストリックスのスイムベイト(デカいの使ってデカいの狙い)と
ケイテックのスイングインパクト(こっちはフィネス的)の2強。
皆、使い分けてる。
●ビッグスプーンどんどん巨大化
●サイレントで大きくアクションするルアーがトレンド。
チャターやスイムジグのトレーラーで使うパタパタ系クローワームなど。
その影響でクランクやスピナーベイトの出番が減った。
特に若手にその傾向強し。
チャター(ブレードジグ)のトレーラーは
ジャバロンのパクリ(調べると各社から出てる…)などが人気。
●スピナーベイトはフラッシングが活きる場合のみ使用。
●深めのデカいバスを釣るためにシャロークランクは
大型化して潜行深度アップ。
(シャロースクエアビルクランクの特性を維持したまま)
●高性能ディープクランクの台頭。
(6XDや10XDが発売されて誰でも使える状況になってKVDさん優位性薄れる。)
以上の状況によって、ハンドメイドクランクの出番は少なく、
出版当初の状況から著しくバスを取り巻く環境が変わってしまった。
同様の内容で書くことはできない状況である。
ただし、これはアメリカのトップトーナメントの世界での話なので、
一般レベルとはまた違う話である。
今までのスクエアビルが釣れなくなったわけではない。
ウッドクランクの勝者はラパラ。
DTシリーズは使用率が高い。
でもこの潜行レンジまでがウッドの限界か?
ということでした。
あ、ちなみに記憶だけで書いているので
間違っているところなどあるかもしれませんが、
大枠は掴めると思います。
ご自身のコレクションや個人的な質問、
おしゃべりの中からの話題もあります。
(余談系)
●コレクションしてた20個以上あったビッグOは、
売ってくれとしつこかったアメリカ人コレクターに売った。
バラ売りしたくなかったので、まとめて売った。
ビンテージルアーは絵画みたいなものだから
所有者は責任をもって管理すべき。
●セクシーシャッド以来、流行ったカラーは強いて言えば「鮎カラー」
追い星とかアメリカ人的にセクシーシャッドよりも
わかりやすいのでウケている。(ストライクドット的?)
●クランキンロッドはシャローではコンポジット含むグラス系が優勢。
ディープ、特にデカサイズのディープクランクはとにかく引けるパワーを優先。
●全てにおいて、ロッドは日本の標準よりも硬め。
とにかくファイト時間を短縮してキャッチすることを優先。
ただし、トリプルフックルアーを使っている時は慎重。
●日本人がアメリカでトーナメント参戦するなら、
日本人の強みを活かした釣りをする方が勝てる確率は高い。
青木大介君はいいところに行けるのでは?
●テーブルロックはやっぱりウィグルワートのグリーン系ザリガニカラーが人気。
eBayでアホみたいな値段になる。
でも試合では皆それをやっているので、それをやってたら勝てない。
●大森さんはメールの返信が英語なので、もうアメリカ人
●JVDは狙い過ぎて安定感ないのがダメ
●FLWのJacob Wheelerはヤバい選手だと思う。要注目選手。
●チャイナリスクや国内の景気悪化が予想され、
賞金額も下がっててアメリカのバス業界の先行きは暗い。
日本の方が状況は良いと思う。
USAルアーがジャパンメイドになる可能性も。
●今後もガラパゴスな日本発のモノに期待している。
●アメリカチャレンジは資金面がしっかりしてないと難しいのは事実
●ノーマンはもうチャイナ製になるのでUSA産が良いという人はお早目に
●日本のハンドメイドクランクに自身の著書が影響したことについては嬉しい。
アメリカのトーナメントでアメリカ版塊ブースを出したら反響あると思う。
※雨貝さんは塊をご存知ではない様子でしたが、
わかりやすく「塊」としました。
●アメリカのガレージメーカーはすぐに借金して設備投資して失敗する。
●TrileneのBig GAMEは伸びの少ない良いナイロンライン(バルク)。
ぜひ使って欲しい。
●JFLCCにぜひ来てくださいと私が個人的に要望(笑)
※雨貝さんはJFLCCをご存知ではない様子。
余談も面白いですね(^^)
いや〜記念すべき1回目に参加できて良かったです。
多分次回もあるのではないでしょうか?
聞きたいことを気軽に聞けるチャンスもそうそうないですし、
次回もあれば要チェックですよ!!
このトークイベントを開催してくださった
10minutesさんにも感謝です!
ありがとうございました!!
10minutesさんはこの度初めて行ったのですが、
まあ、趣味的な品揃えでほぼアメリカ産で構成されています。
マスプロもハンドメイドもあって、見慣れないルアーも盛りだくさん。
当ブログ読者のような好き者(失礼!)にとっては心地よい空間だと思います。
G-ルーミス触りたい方にもおすすめです!
以上簡易レポートでした。
雨貝健太郎さんのトークイベントに行ってきました。
「秘密のクランクベイトのその後」というテーマだったので、
断腸の思いで作業の手を止め、
顔をテカテカさせながら池袋に向かったわけです。
まずはじめに言っておかなければならないのは、
私はピュアな人間であるということ。
お茶でヨレヨレになった愛読書に
サインをいただきました(^^)
それはさておき、15時~19時過ぎまでみっちりと
アメリカ話を聞かせていただきました。
結果から言えば、かなり濃い内容で
近年のアメリカの状況を聞くことができました。
そして最後にもっとアメリカの現状を知って欲しい旨を
語っておられたので、行きたくても行けなかった方たちに伝えるべく、
今、ざっと思い出せる範囲のことを箇条書きにしてみました。
「秘密のクランクベイト」の続編を書けない状況を作り出した出来事まとめ
(革新的なサービスやデバイスの登場)
●軍事用だった精度の高いGPS使用が解禁
↓
●Navionics(ナビオニクス)というWEB上で湖沼図を閲覧できる
サービスの登場でプラクティスが効率的になった。
プロが見ればキーとなるエリアは一目瞭然。
http://www.navionics.com
●ハミンバードの革新的な魚探・サイドイメージの登場
(現在は360°もあり、前方の状況把握が可能)
↓
●サイドイメージ、サイドスキャンの普及で
ピンポイントでマーキングすることが容易になった。
↓
(結果)ディープ丸裸
(上記により選手の釣り方に変化)
●誰でも可能になった効率的なプラクティス→バッティング率のアップ
●誰もが効率の良いランガン戦略が可能になった→移動した先はもう誰かが釣った後
↓
(例えばこんな選手は…)
●KVDさん優位性薄れる。
●おっさんのメカ音痴は致命的に→リッククラン氏涙。
↓
(おまけ)
ガソリンが安くなって、一般アングラーが釣りに行きまくってる。
↓
(結果)こういった状況なので全体的にバスがスレてしまった…。
(バスの変化)
●フロリダバス(又はハイブリッド)の生息範囲の拡大で
釣れるバスが全体的に大型化してきている。
フロリダバスは警戒心が強く、スレやすい。
ノーザン種よりもスクールを形成しやすい性質を持っている。
↓
ディープがおいしい。
(最新のエレクトロニクスの活用が重要)
↓
(スレたフロリダ種を狙うために使うルアーが変化)
●へアージグの台頭。スレたバスを獲るために
パワフルなミドストなどで使う。
クランクは食わない。
ルアーサイズがデカいのはバスがデカいから(20cmくらいある)。
●スイムベイトはバストリックスのスイムベイト(デカいの使ってデカいの狙い)と
ケイテックのスイングインパクト(こっちはフィネス的)の2強。
皆、使い分けてる。
●ビッグスプーンどんどん巨大化
●サイレントで大きくアクションするルアーがトレンド。
チャターやスイムジグのトレーラーで使うパタパタ系クローワームなど。
その影響でクランクやスピナーベイトの出番が減った。
特に若手にその傾向強し。
チャター(ブレードジグ)のトレーラーは
ジャバロンのパクリ(調べると各社から出てる…)などが人気。
●スピナーベイトはフラッシングが活きる場合のみ使用。
●深めのデカいバスを釣るためにシャロークランクは
大型化して潜行深度アップ。
(シャロースクエアビルクランクの特性を維持したまま)
●高性能ディープクランクの台頭。
(6XDや10XDが発売されて誰でも使える状況になってKVDさん優位性薄れる。)
以上の状況によって、ハンドメイドクランクの出番は少なく、
出版当初の状況から著しくバスを取り巻く環境が変わってしまった。
同様の内容で書くことはできない状況である。
ただし、これはアメリカのトップトーナメントの世界での話なので、
一般レベルとはまた違う話である。
今までのスクエアビルが釣れなくなったわけではない。
ウッドクランクの勝者はラパラ。
DTシリーズは使用率が高い。
でもこの潜行レンジまでがウッドの限界か?
ということでした。
あ、ちなみに記憶だけで書いているので
間違っているところなどあるかもしれませんが、
大枠は掴めると思います。
ご自身のコレクションや個人的な質問、
おしゃべりの中からの話題もあります。
(余談系)
●コレクションしてた20個以上あったビッグOは、
売ってくれとしつこかったアメリカ人コレクターに売った。
バラ売りしたくなかったので、まとめて売った。
ビンテージルアーは絵画みたいなものだから
所有者は責任をもって管理すべき。
●セクシーシャッド以来、流行ったカラーは強いて言えば「鮎カラー」
追い星とかアメリカ人的にセクシーシャッドよりも
わかりやすいのでウケている。(ストライクドット的?)
●クランキンロッドはシャローではコンポジット含むグラス系が優勢。
ディープ、特にデカサイズのディープクランクはとにかく引けるパワーを優先。
●全てにおいて、ロッドは日本の標準よりも硬め。
とにかくファイト時間を短縮してキャッチすることを優先。
ただし、トリプルフックルアーを使っている時は慎重。
●日本人がアメリカでトーナメント参戦するなら、
日本人の強みを活かした釣りをする方が勝てる確率は高い。
青木大介君はいいところに行けるのでは?
●テーブルロックはやっぱりウィグルワートのグリーン系ザリガニカラーが人気。
eBayでアホみたいな値段になる。
でも試合では皆それをやっているので、それをやってたら勝てない。
●大森さんはメールの返信が英語なので、もうアメリカ人
●JVDは狙い過ぎて安定感ないのがダメ
●FLWのJacob Wheelerはヤバい選手だと思う。要注目選手。
●チャイナリスクや国内の景気悪化が予想され、
賞金額も下がっててアメリカのバス業界の先行きは暗い。
日本の方が状況は良いと思う。
USAルアーがジャパンメイドになる可能性も。
●今後もガラパゴスな日本発のモノに期待している。
●アメリカチャレンジは資金面がしっかりしてないと難しいのは事実
●ノーマンはもうチャイナ製になるのでUSA産が良いという人はお早目に
●日本のハンドメイドクランクに自身の著書が影響したことについては嬉しい。
アメリカのトーナメントでアメリカ版塊ブースを出したら反響あると思う。
※雨貝さんは塊をご存知ではない様子でしたが、
わかりやすく「塊」としました。
●アメリカのガレージメーカーはすぐに借金して設備投資して失敗する。
●TrileneのBig GAMEは伸びの少ない良いナイロンライン(バルク)。
ぜひ使って欲しい。
●JFLCCにぜひ来てくださいと私が個人的に要望(笑)
※雨貝さんはJFLCCをご存知ではない様子。
余談も面白いですね(^^)
いや〜記念すべき1回目に参加できて良かったです。
多分次回もあるのではないでしょうか?
聞きたいことを気軽に聞けるチャンスもそうそうないですし、
次回もあれば要チェックですよ!!
このトークイベントを開催してくださった
10minutesさんにも感謝です!
ありがとうございました!!
10minutesさんはこの度初めて行ったのですが、
まあ、趣味的な品揃えでほぼアメリカ産で構成されています。
マスプロもハンドメイドもあって、見慣れないルアーも盛りだくさん。
当ブログ読者のような好き者(失礼!)にとっては心地よい空間だと思います。
G-ルーミス触りたい方にもおすすめです!
以上簡易レポートでした。
機能美 [その他]
今時珍しいパートタイム4WDというタイプの車に乗っています。
普段はリア駆動のみのFRで、必要な時だけガコンとレバー操作して
4駆にするという昔ながらのやつ。
センターデフが無いので、4駆状態のまま
駐車時などで低速でハンドルと切ると
前後の回転差を吸収できずに車が進まないという
およそ今時と言えない機構(^^;)
4駆を使うのは雪が降った時と不整地のスロープでのランチングくらいか?
と思ってます。
整備されているスロープはFRのままで問題ないので
4駆が必要な時って実際ほとんど無いんですよね…。
で、この4駆にして走るということを、たまにはしてね!
と取説に書いてあるので、たまに入れてるんですが、
そんな時に思い出したのが、オヤジの昔の車。
錦鯉の世話をすべく、未舗装路の山道を走るための車として、
昔は三菱のJeepを使ってたのを思い出しました。
屋根付きタイプの時もあったし、幌のタイプの時にあったのですが、
必要最低限さが半端無く、子どもながらに「なんだこのふざけた車は…」
と思ったものでした。
オヤジからしたらそれは趣味とか遊び心とかじゃなくて、
雨が降ってぬかるんだ時でも未舗装路の山道を
間違いなく走破してくれる車じゃなきゃダメだったわけです。
エサやりとか毎日のように行く用事があるので。
そんな三菱Jeepが家にあった時代、
一度だけその凄さを垣間みた出来事がありました。
近所の大きな川の雑草生えまくりの河原での出来事。
なぜか道に対してJeepを直角にするオヤジ。
目の前には一段下に生える雑草やブッシュ。
下も先も見えません。
おもむろにレバー操作して(多分ローギアの4駆:L4にしたと思われる)
アクセルを吹かし、躊躇無くその先も見えないような、
車が走れるとは思えない地へJeepを突っ込ませるオヤジ。
「何考えてんだ!」と思ったのを覚えています。
でも凄い唸り音を上げながら突き進むJeepに、
「あ、この車は平気なんだ」と悟るのでした。
屋根も無くドアも鉄の棒しかない車で、
傷とかそんなことはどうでもいいような外観だったので、
私もオヤジもそんなこと気にしてませんでした。
とにかく普通の車とは根本的に違うのを学習。
もうこんな経験することも無いんだろうな~。
パートタイムの4駆でデフロックが付いて、
リジッドサスの車ってこういうこともできるということで、
極一部の車にまだ採用されているのですが、
まあ、バス釣りくらいでは使わないですよね…。
そもそも道無き道を行くこと自体は
完全なる環境破壊ですし(^^;)
そんなJeepも崖から転げ落ちて、自分の池に落ちるという
ミラクルな最後をとげ、軽の箱バンへとその役割は移行されました。
このタイプの4駆は生活4駆なんですが、
1速がめちゃくちゃローギアで、一応用途的には
事足りるということで、今もこのタイプを乗り続けています。
私も免許取りたて時に練習でよく運転してました。
2速発進で(笑)
必要性があって備えられている機能が作り出す機能美、
何か良いですね。道具としての機能美。
その辺はクランクベイトの機能美にも言えることで、
シンプルな構造の中に全て意味があって、
その形を成しているというのが、作り手としても理想なわけです。
Jeepみたいなクランクベイト、作って行きたいです。
最後に取り繕ったように無理矢理ルアーの話に繋げてみました(笑)
普段はリア駆動のみのFRで、必要な時だけガコンとレバー操作して
4駆にするという昔ながらのやつ。
センターデフが無いので、4駆状態のまま
駐車時などで低速でハンドルと切ると
前後の回転差を吸収できずに車が進まないという
およそ今時と言えない機構(^^;)
4駆を使うのは雪が降った時と不整地のスロープでのランチングくらいか?
と思ってます。
整備されているスロープはFRのままで問題ないので
4駆が必要な時って実際ほとんど無いんですよね…。
で、この4駆にして走るということを、たまにはしてね!
と取説に書いてあるので、たまに入れてるんですが、
そんな時に思い出したのが、オヤジの昔の車。
錦鯉の世話をすべく、未舗装路の山道を走るための車として、
昔は三菱のJeepを使ってたのを思い出しました。
屋根付きタイプの時もあったし、幌のタイプの時にあったのですが、
必要最低限さが半端無く、子どもながらに「なんだこのふざけた車は…」
と思ったものでした。
オヤジからしたらそれは趣味とか遊び心とかじゃなくて、
雨が降ってぬかるんだ時でも未舗装路の山道を
間違いなく走破してくれる車じゃなきゃダメだったわけです。
エサやりとか毎日のように行く用事があるので。
そんな三菱Jeepが家にあった時代、
一度だけその凄さを垣間みた出来事がありました。
近所の大きな川の雑草生えまくりの河原での出来事。
なぜか道に対してJeepを直角にするオヤジ。
目の前には一段下に生える雑草やブッシュ。
下も先も見えません。
おもむろにレバー操作して(多分ローギアの4駆:L4にしたと思われる)
アクセルを吹かし、躊躇無くその先も見えないような、
車が走れるとは思えない地へJeepを突っ込ませるオヤジ。
「何考えてんだ!」と思ったのを覚えています。
でも凄い唸り音を上げながら突き進むJeepに、
「あ、この車は平気なんだ」と悟るのでした。
屋根も無くドアも鉄の棒しかない車で、
傷とかそんなことはどうでもいいような外観だったので、
私もオヤジもそんなこと気にしてませんでした。
とにかく普通の車とは根本的に違うのを学習。
もうこんな経験することも無いんだろうな~。
パートタイムの4駆でデフロックが付いて、
リジッドサスの車ってこういうこともできるということで、
極一部の車にまだ採用されているのですが、
まあ、バス釣りくらいでは使わないですよね…。
そもそも道無き道を行くこと自体は
完全なる環境破壊ですし(^^;)
そんなJeepも崖から転げ落ちて、自分の池に落ちるという
ミラクルな最後をとげ、軽の箱バンへとその役割は移行されました。
このタイプの4駆は生活4駆なんですが、
1速がめちゃくちゃローギアで、一応用途的には
事足りるということで、今もこのタイプを乗り続けています。
私も免許取りたて時に練習でよく運転してました。
2速発進で(笑)
必要性があって備えられている機能が作り出す機能美、
何か良いですね。道具としての機能美。
その辺はクランクベイトの機能美にも言えることで、
シンプルな構造の中に全て意味があって、
その形を成しているというのが、作り手としても理想なわけです。
Jeepみたいなクランクベイト、作って行きたいです。
最後に取り繕ったように無理矢理ルアーの話に繋げてみました(笑)
束ねる [その他]
いろいろと忙しくて色んなものが疎かになっています(^^;)
そんな感じなので、本日は随分長い間気になってたことをネタに
書いてみました。
ボートで釣りをする人はタックルを複数セット持ち込むので、
ロッドベルトで束ねるという作業をしていると思います。
基本的には2本のベルトで束ねるんですけど、
1本は先に巻きます。
で、問題は2本目の位置。
私はここ。
バットの辺りです。
リアグリップに巻く人も居て、
果たしてどっちが正しいのか未だにわからないのですが、
バットに巻くことによって、しっかりと一体化させられるのは間違いないです。
グリップに巻くと納豆を包むワラのようになっちゃうので、
私はずっとバットに巻いているわけです。
皆さんはどっち派?
他のアングラーに聞いたことがなかったので、
試しに聞いたらその人は「3本で巻く」だって(^^;)
バットに巻く場合は、まずバットに巻きます。
すると必ずティップ側が散らかります。
それをまずリールシートの辺りでキレイに並べてからティップ側の絡みを整理すると
非常にキレイに一体化するのですよ。
経験上6セットが限界です。
あとトリガーの位置が同じ場合は多少上下にずらして
中央をなるべく密着させるのがコツ。
あと、これ付けてる人増えましたね!
私も2回くらい使ったみたのですが、便利は便利です。
でも無くてもそれほど困らないので、今は使ってません(^^;)
しょーもないネタでした(笑)
そんな感じなので、本日は随分長い間気になってたことをネタに
書いてみました。
ボートで釣りをする人はタックルを複数セット持ち込むので、
ロッドベルトで束ねるという作業をしていると思います。
基本的には2本のベルトで束ねるんですけど、
1本は先に巻きます。
で、問題は2本目の位置。
私はここ。
バットの辺りです。
リアグリップに巻く人も居て、
果たしてどっちが正しいのか未だにわからないのですが、
バットに巻くことによって、しっかりと一体化させられるのは間違いないです。
グリップに巻くと納豆を包むワラのようになっちゃうので、
私はずっとバットに巻いているわけです。
皆さんはどっち派?
他のアングラーに聞いたことがなかったので、
試しに聞いたらその人は「3本で巻く」だって(^^;)
バットに巻く場合は、まずバットに巻きます。
すると必ずティップ側が散らかります。
それをまずリールシートの辺りでキレイに並べてからティップ側の絡みを整理すると
非常にキレイに一体化するのですよ。
経験上6セットが限界です。
あとトリガーの位置が同じ場合は多少上下にずらして
中央をなるべく密着させるのがコツ。
あと、これ付けてる人増えましたね!
私も2回くらい使ったみたのですが、便利は便利です。
でも無くてもそれほど困らないので、今は使ってません(^^;)
しょーもないネタでした(笑)
棚 [その他]
釣り人の車の収納スペースは、
それぞれのスタイルに合ったものにしないと
非常に効率が悪いです。
この度車が変わったので、その辺を熟考して、
私的最適なラゲッジスペースを実現すべく、
棚を設計したのでした。
最終的な寸法を導き出すまでに要した期間は約1ヶ月(笑)
設計図を手にホームセンターへGO!
コンパネベースにパンチカーペットという
典型的なデッキ作りと同じ要領で作ります。
コンパネは1820×910×12mm厚を使用。
カットはもちろん、ホームセンターの加工ルームに依頼。
設計図があるなら、この辺はやってもらった方が絶対良いです。
カット代に600円くらいかかりましたけど(^^;)
あとはパンチカーペットを貼って組み立てれば完成。
簡単な作業です。
パンチカーペットを貼る際に使うものは2つ。
タッカー(巨大ホチキス)と接着剤。
接着剤はコニシのG10を使うのですが、
いつもはデカい缶入りのものを何も考えずに買ってました。
でも今回はこちらにしました。
このボンドは結構匂いがキツくて、
匂いが消えるまで長い期間を要します。
なので、使用量は最小限が好ましいのと、
均等に伸ばすのが結構面倒なのです。
それが、このチューブ+ヘラ状アタッチメント(同梱)を使うと
超簡単で手を汚すこともないので、オススメです。
で、サクッと完成。
使うかどうかはわかりませんが、
手前が開閉します。
最初は三段の棚にしたいな〜と思ってましたが、
最終的には二段とシンプルに。
これをいざ車のラゲッジスペースにイン!
ん?
ん…ん?
あれ?入らない…。
ひょっとして中で組み立てないとダメだったとか?
え〜い!ままよ!!
(無理矢理突っ込んでみる)
ふー!何とか入った(^^;)
下段にはエンジンとかクーラーボックスが入るスペースを確保。
で、なぜサイドの板の下がカットされているかというと、
これが入るからなのです。
エレキ。
これが超ギリギリだったわけです。
これぞ専用設計(^^)
あとは上段に超邪魔な荷物No.1の座を欲しいままにしている
ハイデッキ(全長1250mm)を横置きします。
レンタルボートでも
アルミカートップでも
アルミトレーラーでも
何でも来い仕様。
ちなみに上段左右はくぼみ状のスペースができるので、
カーペットだけ這わせてます。
傷防止というより、消音効果を狙ってます。
ラゲッジルームの傷は基本気にしないタイプなので(^^)
以前は5ナンバーミニバンだったのですが、
改めてそのパッケージのありがたみを感じました。
2,000cc以下のエンジンを積んだ箱形ミニバン。
ランニングコストと利便性を両立した車でした。
今回はいわゆるSUV(クロカン)に属するタイプになったので、
人や荷物のスペース効率がどうしても落ちますね。
でもこの棚で何とか解決です(^^)
それぞれのスタイルに合ったものにしないと
非常に効率が悪いです。
この度車が変わったので、その辺を熟考して、
私的最適なラゲッジスペースを実現すべく、
棚を設計したのでした。
最終的な寸法を導き出すまでに要した期間は約1ヶ月(笑)
設計図を手にホームセンターへGO!
コンパネベースにパンチカーペットという
典型的なデッキ作りと同じ要領で作ります。
コンパネは1820×910×12mm厚を使用。
カットはもちろん、ホームセンターの加工ルームに依頼。
設計図があるなら、この辺はやってもらった方が絶対良いです。
カット代に600円くらいかかりましたけど(^^;)
あとはパンチカーペットを貼って組み立てれば完成。
簡単な作業です。
パンチカーペットを貼る際に使うものは2つ。
タッカー(巨大ホチキス)と接着剤。
接着剤はコニシのG10を使うのですが、
いつもはデカい缶入りのものを何も考えずに買ってました。
でも今回はこちらにしました。
このボンドは結構匂いがキツくて、
匂いが消えるまで長い期間を要します。
なので、使用量は最小限が好ましいのと、
均等に伸ばすのが結構面倒なのです。
それが、このチューブ+ヘラ状アタッチメント(同梱)を使うと
超簡単で手を汚すこともないので、オススメです。
で、サクッと完成。
使うかどうかはわかりませんが、
手前が開閉します。
最初は三段の棚にしたいな〜と思ってましたが、
最終的には二段とシンプルに。
これをいざ車のラゲッジスペースにイン!
ん?
ん…ん?
あれ?入らない…。
ひょっとして中で組み立てないとダメだったとか?
え〜い!ままよ!!
(無理矢理突っ込んでみる)
ふー!何とか入った(^^;)
下段にはエンジンとかクーラーボックスが入るスペースを確保。
で、なぜサイドの板の下がカットされているかというと、
これが入るからなのです。
エレキ。
これが超ギリギリだったわけです。
これぞ専用設計(^^)
あとは上段に超邪魔な荷物No.1の座を欲しいままにしている
ハイデッキ(全長1250mm)を横置きします。
レンタルボートでも
アルミカートップでも
アルミトレーラーでも
何でも来い仕様。
ちなみに上段左右はくぼみ状のスペースができるので、
カーペットだけ這わせてます。
傷防止というより、消音効果を狙ってます。
ラゲッジルームの傷は基本気にしないタイプなので(^^)
以前は5ナンバーミニバンだったのですが、
改めてそのパッケージのありがたみを感じました。
2,000cc以下のエンジンを積んだ箱形ミニバン。
ランニングコストと利便性を両立した車でした。
今回はいわゆるSUV(クロカン)に属するタイプになったので、
人や荷物のスペース効率がどうしても落ちますね。
でもこの棚で何とか解決です(^^)