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拾ったルアーとラインゴミ [市販ルアーなど]

釣りをしているとルアーを拾います。
ルアー、特にプラグ類の色は自然界の中にあると目立つので、
つい見つけて拾ってしまいます。

多分この拾う確率はボートのアングラーの方が高いと思われます。
杭やシャローのボトムに引っかかってるルアーは
恐らくオカッパリのアングラーが泣く泣くロストしたものですよね。

私はボートで釣りをすると、
1回当たり1、2個拾うんですけど、
どんなルアーが使われているかが良くわかるので、
時代を映す鏡的な目で見ています。








で、最近拾ったのはこちら。








IMG_6202.jpg



なんとなく「実弾」感が漂うルアーたち(^^)

左から、まずは「ソウルシャッド」。
よく名前を聞くシャッドですね。
私も持ってますが、まだ語れるほど使っていないシャッドです。
釣具屋でも広いスペースを陣取ってますし、
近年使用率が高いシャッドなんだと思います。


次は「ピーナッツ」。
これはシャローモデルですね。
久しぶりに見るとこんなに小さかったっけ??
と思っちゃいます。
これでそこそこキャスタビリティーがあって、
しっかりアクションするわけですから、
まあ、釣れますよね(^^;)
私が初めて「これはめちゃくちゃ釣れる」と思ったクランクベイトが
このピーナッツのDRでした。
ワンキャストワンヒットをプラグで味わった初めてのルアー。


真ん中は「ブリッツ」。
これも説明不要の釣れ釣れクランクベイト。
バルサクランクに近い特性を持った
ABS製クランクの先駆けと言ってもいいと思います。
とにかくレスポンスが良いです。
構造に説得力がありますし、サイズ感、アクションの質も含め、
うまくまとめられていると思います。
私は出たての頃から愛用してまして、
ウッドでレプリカも作ってみたりと、
研究対象としていたクランクベイトでもあります。
デビューからかなりの時が経ってますが、
ピーナッツ同様に実弾として、生き残っている希有なクランクベイトだと思います。

ちなみにこのクローカラーも良いですね(^^)


隣は「飛鳥」。
いわゆる定番のスクエアビルの系統です。
以前八郎のリップラップで試しに使ってみたら、
すぐに連発しました。
新しいモデルなので、私的に語れませんが、
基本性能はしっかりしていると感じますね。


最後は「ジャカブレード」。
これは使ったことがないので、
なんとも言えませんが、メタル系はちょっと気になるんですよね。
もちろん、H1絡みなんですが(笑)
メタルでブレードが付いているってだけで、
リアクションベイトとしての価値が高そうに感じます。
この手のベイトは使いこなせるようになると、
非常に便利だと思いますね。













まだありました。






IMG_6206.JPG



左は多分「TDシャッド」だと思われます。
TDシャッドはモデルとしては古いので、跳ぶタイプではなく、
巻き用のシャッドですね。
出たての時にたまたま田舎から東京に来ていて、
新宿のSANSUIさん(今とは違う場所にあった頃)で
買ったのを今でも持ってます。
何と言うか、そういう思い出の品(笑)
泳ぎの特性としては、ヌルヌル泳ぐ感じかな〜。


中央は「DEEP-X200」。
これはメガバス人気もあって、かなり売れたモデルだと思われます。
私も100とともに結構使ってたモデルで、
八郎潟でショアラインが沈黙した時に(日が高くなったとか風がなくなった時とか)
沖に出てブレイクをこれで巻くと良く釣れた思い出があります。
アクションはブリブリではないので、強さ的にちょうど良かったのかな〜と。
あとブレイク攻略のキモでもあるキャスタビリティーも高かったので、
使い易かったですね。


この2つは土嚢にくっ付いていたやつです。
汚れ方から相当水に浸かってたと思われます。
TDシャッドなんかは、もう復活が無理そうな見た目ですが、
磨けばある程度キレイになるので、
釣り場で真っ黒になったルアーを見かけたら
無視せずに、ぜひサルベージしてあげてください。



右は「ザグバグ」。
これは使ったことは無いんですが、
映像で田辺さんが使ってたのを見てちょっと気になってたモデルです。
ポッパーに見えますが、ペンシルポッパーですね。
非常にきれいなドッグウォークを披露されてました。
サイズ的にも使い易いボリューム感。
アクションレスポンスも良さげなので、
閉鎖された静かなエリアでスイスイ泳がせたいな〜と思わせるベイトです。

ちなみにこれはアシ際にプカプカ浮いてました。




これらはロストされたルアーですが、
似ている話としてはラインの話で最近実感したことがあります。
それは新利根川エリアで釣りをしている時と、牛久沼で釣りをしている時とで、
根掛かりの仕方でかなり違いがあるということです。

新利根川は圧倒的に人工物に根掛かります。
水中に残されたラインが非常に多く、
さらに生活ゴミ(主に繊維系)にめちゃくちゃ悩まされます。
私の場合ほぼクランキングなので、
予想外のところで根掛かるときは、かなりの確率でこうした人工的なゴミです。

対して牛久沼ではこうしたことがほぼ無いです。
人工物はロープくらい?


理由は2つあると思います。

理由その1は、やはり霞水系は生活に密着している水域なので、
ゴミの不法投棄も含め、流入河川からのゴミも多くなるという図式。
牛久沼も付近に住宅はありますが、
少し距離感があるので、人工物は少ないのだと思います。


理由その2は、ラインゴミが多いのは
オカッパリが可能な場所が多いエリアであるから。

オカッパリの場合、根掛かり回収に失敗した場合に
どうしてもルアー・ラインゴミが残り易くなります。
多分、このブログを見てる方はバス歴が長い方が多いと思うので、
オカッパリをする場合でもこういったことを考慮されていると思いますが、
ぜひラインは太くして、各種回収ツールを導入するなど、
回収に全力を尽くしてほしいと思います。(危険のない範囲で)

誰でも最初は初心者で、ほぼオカッパリからスタートします。
残されたリグなんかを見ると、初心者っぽい感じのものも多いですし、
私も過去にそういったゴミを残してきたので、
どうしたらいいのかというは、ちょっと分かりません…。

なので、せめてラインの太さを気にするのと、
回収ツールの導入はどんどん勧めてほしいと思っています。
如意棒のように伸びるタイプの回収ツールは
ボート用と思われているかもしれませんが、
私はオカッパリの際でも必ず携行します。
安くはないですが、すぐに元は取れるので非常にお勧めです。
ちなみにボートで使ってもすぐに元が取れます(^^)

特にハンドメイド系の高価なルアーを使う場合は、
これが無いとあっという間に悲惨なことになるのでは??

あと、ボートアングラーの方でも、
こうしたラインを見つけたら、または引っかかってきたら、
ぜひ回収してゴミとして持って帰って処分して欲しいです。
過去に自分が残した分を回収すると思えば、
罪滅ぼしにもなるかと。

そういうラインゴミ用にゴミ袋を用意するのもいいですが、
私の場合は、風が出るとやっかいなので、
タックルケースを入れているバッカンに入れちゃいます。
フタがあるし、奥に突っ込んでおけばそんなに邪魔になりませんよ(^^)
自分で出したラインゴミはもちろん、
食べたお昼ご飯のおにぎりやお菓子などの袋もだいたいバッカンの底に突っ込みます。
バッカンをゴミ箱兼タックルボックスにするというのは、意外と合理的です♪


ほんとはこんなことを書く予定じゃなかったんですが、
話の流れで思いついてしまったので、書いてみました。


そうそう、今作っているカバークランクのBBXも
こうしたラインゴミや繊維系のゴミには強くないです。
こうしたゴミのないフィールドなら
快適なクランクキングができるというわけです(^^)



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tei-g

釣り場に極力ゴミを残さない努力は遊ばせてもらっている立場としては当たり前にやらなきゃ駄目ですよね。

私はベルモントのルアーリターンという如意棒型のやつを使ってますが、これと20LBラインを組み合わせることで、回収率が格段に上がりました。樋口さんぐらいの値段しますが、すぐに元取れますね。
by tei-g (2014-05-15 10:21) 

しょ

釣り場で下心(?)なくゴミ拾いできた時って、その後にイイのが釣れたりしませんか?

思い込みか?(笑)
by しょ (2014-05-15 21:07) 

荘々

拾ったら嬉しいルアー達ですね!
ゴミを拾うと良いことが起きる事が多い気がします(^^)

ライン系のゴミにルアーが引っ掛かるとアタリにも似てるんで困りますし、なかなか取れないんですよね(>_<)

今日はルアーやゴミも落ちてないなー残念って思える日が来るように自分が出来ることをやっていこうと思います!
by 荘々 (2014-05-16 08:02) 

tisa

>tei-gさん
ルアーをロストした=釣り場を汚した
という感覚だったら、そんなにゴミは残らないと思うのですが、
多分、回収方法がよくわからないんだと思います。
如意棒はかなりできるヤツですよね!
私もこれを手にしてからは、ロスト率は相当下がりましたし、
拾うルアーも格段に増えました(^^)
すぐに元を取れますし、ぜひ当たり前のように
携帯する時代になってほしいものです!

>しょさん
そうですね!
拾ったら釣れるというのは
確か吉田幸二さんが良くおっしゃってましたね(^^)
逆に釣れたらゴミを拾うからはじめても良いと思いますね。
できることから少しずつで良いと思います!

>荘々さん
結構高価な国産ルアー達ですから、
ルアー作ってなかったら相当嬉しいですよね〜♪
ラインに引っかかって少しズズッってなると確かに「魚?」
ってなりますね(笑)
聞いた話では、某プロの方は相当汚くて大きなゴミでも
ボートに積んで回収しながら釣りをするそうです。
本当に頭が下がります。

by tisa (2014-05-19 13:11) 

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