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H-1GPX 第2戦[牛久沼(茨城)] [大会]

ビッグウエイトが期待されるアフタースポーン期の牛久沼。
牛久ロコの方々の深夜からの駐車場整理によって、スムーズに運営されてました。
H-1の運営スタッフの方々の働きも言わずもがなですが、
まずはここに感謝です。



いつものように大勢の参加選手。


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いつのように用意された野菜達。

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そして、いつもの鈴木美津男さん(トーナメントディレクター)

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今回はMPBの櫻井君(写真後ろ)と同船です。


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この写真で櫻井君の人となりを判断しないでください(笑)




第1戦の新利根川はキャンセル待ちで、
第2戦の牛久沼戦は2名乗船で取るのがやっと。
特に牛久戦はボートが限られているので、
有利な1人乗りで出場するのはなかなか難しいのが現状です。
これがただでさえ難しい牛久戦をさらに難しくさせているような…。

上位者には「2016年●○湖戦エントリー券」が発券されれば、
選手に喜ばれるのは間違いないですね(^^;)



さて、試合。曇り空でやや肌寒い中でスタートしました。
今回の戦略というかプランは、2時間毎にエレキを踏む権利が入れ替わるため、
割と自由に撃てる前でエレキを踏む時と
撃ち残しを撃つことになる後ろで釣る時とで明確に釣り方を変えるという
2名乗船ならではのプランを考えました。



先行は私だったので、プラで反応のあったたまや横のハス畑でクランキングからスタート。


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写真は日中のもの


同じようにハス畑に入る人は結構いますが、バズ派が多いです。
もやは定番となっているハス畑のバズ。
あえてやや使いにくいクランクベイトでやったらスレたバスも食うのでは?
という浅はかな考えです。まあ実際プラでもバイトはあったので…。


使うのはMBX改です。


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プラでも検証してたのですが、
ハスに対してはラウンドリップの方がヌケが良かったので、
各色改造して用意しました。
当たった時に動くカバーに対しては引っかかりが強くなりがちなスクエアリップより、
ラウンドリップの方がヌケが良いです。

また、ハスの丸い葉は端っこに接触させることで、
葉っぱが水面で回転するので、クランクベイトをうまく操作すれば、
トレースコースをいくつも発見することができます。
それでも引っかかってしまう時は引っかかりますが…。


途中Mirrorも使いました。
これはサブサーフェスで使うフラットサイドなんですが、
こうした動くタイプのカバーにもめっぽう強いです。


で、2時間経過するも反応なし。
回りも釣れてない様子。





前後入れ替わり、バックシートで西谷田川を釣ります。



バックシートではフィネスな釣りです。
使うのは、信頼のシャッド「スピンムーブシャッド」。
リーズのバンクを撃つための改造が施されています。
内部構造の変更とフックセッティングの変更により、
めっちゃ釣れそうなカバーシャッドの出来上がり。
あえて写真は載せません(^^)




プラの時にアシ際を網でガシャガシャして生物調査をしたのですが、
結構獲れたのがヌマエビでした。


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これを主に食っているのは恐らく小さいバスだと思うのですが、
そんなバスですら欲しいので、フィネスなシャッドの釣りをしたわけです。


えぐれているアシ際、パラガマを丁寧に撃って、移動距離の少ないトゥイッチをします。
天気予報では雨が少し降るはずでしたが、
晴れた後半はシェードを中心に細かく撃ちました。
が、反応なし…。


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柳にはアオダイショウ。


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この木の先っぽにある穴にもアオダイショウがイン。
突っ込んで見たアシ奥のプールにある柳からは交尾中の2匹のアオダイショウが落ちてきました。
その1匹がボートの縁まで来た時には完全に戦意喪失(笑)


そういう季節なんですね(^^;)
爬虫類大好きな櫻井君は別の反応でしたが…。



やっぱり難しい牛久沼。
ちょっとかじったからと言って、すぐに結果が出るフィールドではないです。
失意のもと帰着。




上位入賞者の方々です。
ウエイイン率は約20%。


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ビッグフィッシュはこの魚。余裕の2kgオーバー。


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クレバーな戦略で3位入賞のWBSの山本さん。


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優勝された牛久の現役レジェンドと言われる高橋さん。


そのパターンはちょっとやそっとではマネのできるものではなく、
地道な練習に基づいた確信を持った釣りでした。
3本4kgオーバーという圧倒的なウエイトでの優勝。
おめでとうございました!


自然の変化(一部は人由来の自然の変化)を読み解いた人が
ちゃんと上位に入ってくるあたりは、スレたフィールドと言えど
バスはバスとして生きているんだと再認識させられます。

ルアーはノリーズと痴虫強しです。
牛久沼のフィールドに合っているんだと思います。
ここ数年の結果から言ってもそういう傾向がありますね。


バスは少ないけどコンディションは良くて、
警戒心は強いけれど、食うときはどん欲に食うという
そういうフィールドにはある程度の強さをもったルアーが効果的なんだと思います。
同時にソフトルアーのスローな釣りも当然成立しやすいのですが、
どちらもだだ流ししてては釣れないです。



という感じで牛久沼戦、私的には残念な結果だったんですが、
勉強になりました。


プラも入って魚探掛けしたのですが、
さらなる調査が必要ですね。
個人的には生物の分布みたいなことに興味があって、
どんな生き物が牛久沼に居てどういう行動をしているのか…
というのを追いかけるのも面白いなと。


大きい魚は沖に居るレンギョ。サイドスキャンに良く映ります。
岸際でアシを食む草魚も見ました。

沖で群れで居るけどレンギョより少し岸際で良く映るのが、多分ヘラブナ。
大きさと規模と位置からも多分ヘラでしょう。
ボラかな?と思いましたが、私の調査範囲にはボラミサイルが見られなかったので。
プランクトン食いの魚達はこの辺が生活圏。

シャローやファーストブレイク付近でウロウロしているのが、
オカッパリからのエサ釣りで釣られているマブナ、コイ、モロコなどの雑食性の強い魚達でしょうか。
オイカワも居ますね。これらの魚はヘラよりも岸寄りが生活圏。

シャローのカバーにはヌマチチブが隠れていて、アシ際にはエビやザリガニ、
もっと奥にカエルという感じですかね。
テナガエビもそろそろ接岸する時期かな?
で、柳の木にはアオダイショウ(笑)


とりわけこの時期から秋まではザリガニがよく食われているそうです。
食われ易いのと単純に数が多いからだとか。

水温が低下すると群れて、バスとリンクしだすワカサギは
以前は積極的に放流されてましたが、ここ数年はその存在感は希薄とのこと。
居ないことはないと思いますが、放流前提のベイトですね、やっぱり。


地道にこの牛久沼というフィールドを理解していきたいと思います。
たまにはオープントーナメントに出てみようかな…。
来年までの課題はMB唯一のトップルアー「HapPap」の牛久沼適応(^^)
単純にダブルフック仕様にするだけですが…。



次回は6月28日(日)の津久井湖戦。
ハスやニゴイがやたら元気なフィールドです(^^;)
いい加減、ここでバス釣りたいな〜(笑)



ノリーズカップ [大会]

H-1牛久戦が24日にあるのですが、
その前にプラをしようとたまやさんのカレンダーを見ると、
前週、前々週と大会日程となっておりました。
で、どうせなら大会に出て色々と情報をゲットしてしまおうと、
ノリーズカップにfutureさんとエントリー。
昨日行ってまいりました。

今週末のバレーヒルカップも出たいんだけど、
出れれば出ます。






世界の田辺さんです。

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ミーティング前に展示してあったギル型ワームを
じっくりと触ってたんですが、これ使ってみたいです。(写真撮り忘れ…)
似たようなものでスタッガーワイドツインテールというワームが
他社で存在してますが、それとはデザインコンセプトが微妙に違ってる気がしました。

ダイラッカ(ビッグスプーン)の遺伝子が入ったこのワームはアクションもスプーン的。
要はスプーンのRをデザインに組み込んでいると。
フォール時にイレギュラーなアクションを出すために
スプーンの遺伝子を組み込んだというわけです。
3.5g〜5gのライトテキサスがベストだそうです。
フックは確か5/0。
発売間近なので、気になる方は参考までに(^^)



で、試合の方ですが、いつものように西谷田川をメインにグルグルと回りました。
割と早い段階で風が強くなり、爆風に。
エレキ(TR-82)のパワー3でギリギリステイできるくらいで、
時折流されてしまうのを堪えながら風向的に風裏のない西谷田川をじっくり?
と釣りました。


アフターなのはわかりきっているので、
基本的にはテキサスやジグ(共にエスエープツイン)でスローに攻めます。
ガマンのロングステイとか、普段やらない釣りです(^^;)
アタリのひとつでもあれば続けられるのですが、
まあ牛久沼ですからそんな優しいわけもなく…。

この強風でちょっと外に出たか?
とブレイク&クイを意識してクリスタルSを使ってみたり、
フラットサイドクランクを入れてみたり(1回バイト有り)と迷走。

最後の1時間はちょっと時期的に早いかもしれないけど、MBXのカバークランキング。
「無」でした…(^^;)
futureさん共々、ギリギリまでやって、ノーフィッシュで帰着。


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約80名参加で約20名がウエイイン。
牛久らしい重いアフターフィッシュが釣られておりました。



やはりアフターらしい釣りで釣られていて、
ノーシンカーやテキサス他のスローなフォールの釣りが主流でした。
落ちパクあり、ステイありで、リグもいろいろ。
バスのポジションとルアーの入れるポジションや
バスのコンディションの微妙な差により、
その辺は何が正解とかは無いのだと思いました。

ハードルアーはわずかにバズ(グリッパー)とスピナベ(ディーパーレンジ)の
名前が上がってました。
全体での一番人気はやはりエスケープツイン系でしたね。


アシやガマのどういう生え方のどの場所にバスが居たのか…
というのはその時々で変化しています。
それはライトコンディションや水・風の状況、プレッシャー、
ベイトの位置で変わって、ハス畑のバスも同様です。

これらを読む力が付くのが牛久沼なんだな〜と。
今回の収穫はそれを再認識したこと。


以前から牛久のバスはサイズに比べて重いと言われてきましたが、
主食がザリガニやマブナ(通称マブ)というのが大きいんだと話になりました。
カエルが沢山食われているならそれも良い条件になると思うんですが、
それらベイトが筋肉質でしっかりとした骨格を作るのかなと。
田辺さんも関東一歯がヤバいバスは牛久バスだと(^^)


荻野さんとのセミナーも興味深い内容でした。


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絶対釣らないとヤバい、という大会ではなかったノリーズカップですが、
釣られたバスを見ると悔しいものですね(^^;)
釣れた人と釣れなかった人の差は紙一重。
通って、キャストし続けた者にだけがこのかっちょいいバスを掲げられるわけです。

「2、3回のデコは普通、7回もザラ」

だって。


牛久沼はこれから回復したバスがもっと釣れ出します。
横の動きに反応する魚が増えて行って、6月は釣り易い時期になります。
H-1は約2週間後なので、回復系が増えて釣れそうですね〜(^^)
ここは釣らないとヤバい試合なので、超頑張ります。




H-1GPX 第1戦[新利根川(茨城)] [大会]

金曜日に水神屋のおばちゃんからキャンセル出ましたTELを頂き、
無事参戦してまいりました。

プラに行く度に「キャンセルってどれくらい出てますか?」
と聞いていたせいで、覚えられてしまった経緯があり、
おばちゃんも「良かったね~出られて~」と言ってました(笑)

水神屋さんの方々もとっても良い人たちです。



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(水神屋さんボート乗り場)


春は桜ということで、スポーンの進行具合とか、
魚の釣れ具合とか、桜である程度判断できるのが日本の良さです。
個人的見解は葉桜以降は小さいバスも普通に食って来る感じ。

当日はもう葉桜も過ぎ?桜の花びらは散ってしまっていたので、
スポーンも進行していて、色んな状態のバスが混在している状態だと思われます。
で、直前の情報としては田んぼの代掻きが入って濁り出したと。



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(試合会場の松屋さん ※以下同)

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(ミーティング風景、濁ってますね…)


私は今の所クランクベイトビルダーであるので、
基本的には自らが作ったクランクベイトで戦うわけですが、
市販されているスピナベを2個だけ入れて、いざ新利根川へ。

それから、今年からわずかですが協賛ということで、
私が出る試合にはMBクランクを協賛させていただくことに。
ハンドメイドクランクは高価ですから、
もらったものならばガンガン使ってもらえるでしょう!
というのと、単純に知名度が残念な感じであるので、宣伝の意味も(^^;)
また、H-1を楽しませてもらっているので感謝の意味合いもあります。

今回はMBX系でしたが、次回も全く同じセットを持って行きます。
次回分も用意してあるということは牛久戦も出場するということです。




さて、試合ですが、濁りもあり、春ということで、
大きく2つの方向性があって、やることはいつも決まっています。
基本、クランクしかないですし。

ひとつは食性を無視した威嚇バイトを誘発する
ビッグクランクのブリブリ巻き。
もうひとつはフラットサイドクランクのスローな釣り。

の2つ。


濁りが入った水を実際見て、今回はMBXではなく、
一回り大きい開発中のMBX-LT(ブラックバックチャート)をメインに、
フラットサイドはLeafer(ブルーバックチャート)と
mito2(ブラックバックチャート)というセレクト。

一応、チャートカラー/ゴールドブレードのクリスタルSをセットしたタックルも
そっと置いておきました(笑)



天気は雲が多めの晴れ、水温16度前後。
代掻きの濁りあり。
総勢百十数名?スタート時のボートの数は萎えます。




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(上流側)


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(下流側)



川でやるか、スノヤワラに行くか、
このボートの数でスノヤワラ行きは止めて、
川(河口)に残ることにしました。
朝はまだ北風の微風で、数時間後に吹く予定の
南風に変わってからで良いだろうという思いもありました。



ボートを見送って、MBX-LTを超タイトに撃ち始める。
10分後、小さなへこみの奥にキャストしたMBX-LTは
その1m手前のクイの横を通過した後に、襲われました。

キャット?という重量感でしたがバスでした。
デカかったです。
今日は俺デーか?と勘違いした魚でした(笑)


ちなみに近年ブレイクや沖目の地形変化にはキャットが居着き、
バスもいるのかもしれませんが、とにかくキャットが食ってしまうので、
この日は岸べた狙い。もしくは1m以浅の低質の良いシャローのみ。
キャットはどんなバスルアーにも反応するので釣り分けができないのもあって、
皆さんキャットに悩まされてましたね…。
シャローにも居ますし。


さて、俺デー?と勘違いしながら撃ち続けるも
ファーストインパクトが重要な釣りでもあるので、
そんなラッキーが続くわけも無く、別の釣りに移行していきます。

フラットサイドのスローな釣り。
南寄りの風に変わったスノヤワラ。
でも風はそんなに暖かくはないという…。

いくつかのコンタクトポイントっぽい場所を巡る旅です。
砂地と硬いゴツゴツが絡む地形は基本的にブレイクが絡みます。
硬いから削られずに残っているわけで、
絶好なポイントなわけです。
でも多分皆知ってるんだろうな~。

Leaferやmito2でスローにボトムを釣っていきます。
ボトムと行っても深くて1mくらいです。
深くするとキャットが食う確率がグンとアップするので、
あくまでもシャローで。


でも食うのはキャットばかり。
コイのスレもありました。

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(ルアーは一瞬多用したS60)


魚の気配が多いのは良いのですが、
バスが釣れない…。


mito2はmito1よりもちょっとだけ深く潜るのですが、
今回はスローに釣るためにmito2にしています。


最後の2時間くらいは、いつもの「ちっちゃくてもいいからもう1本」
という弱気のアングラーに戻っており、mito2を多用(笑)


最後になるであろう場所は特に魚感たっぷり。
釣りができるのはあと15分くらいかな~と思ったら、
結構大粒の雨が…。
レインウェアを急いで着て、釣り続行。

アタリは結構あるんですが、乗らない。
分かってますよ。キャットでしょ?キャットなんでしょ?
でも期待するわけです。そこにデカいバスがいるんだきっと。
と。



そして、最後の5投と決めたうちの最後の1投。







全神経をこの巻きに集中する。








来い。









来てくれ。









mito2はボトムをコツコツとリップでボトムをいい感じにタッチし、
最小限に跳ねながら、デッドスローで泳いでいる。








「食え♪食え♪食え♪チョコボォ~ル♪」






呪文を唱えると、柔らかめのロッドのティップがクっと入る。








その後、一気にバットまで曲がる。









来た!ビッグバイト!!









ロッドは一気にのされる。










10lbラインが張りつめる。











ありえない。












ありえないよ。













バスはこんな引きじゃなもの…。











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「キャットですいません」



という声を聞いたような気がしました。






ランディングに時間がかかるようなら帰着遅れ必至。
新品のラインを信じて強引にランディングして、
「やっぱり俺デーじゃなかったのね…」
とうなだれながら全開で帰着したのでした。








私の魚はまあまあ大きい魚だったので、
賑やかし要員としてトレーラーウエイインして頂きました。
なので、正直上位の方々の釣り方などは断片的なことしか分かりません。



一応ブロガーの端くれであるので、写真は撮りました。
見た事がある人が多かったです。





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撮れた写真をランダムに掲載してます。
入賞者のお名前と成績は公式HPにて(^^;)



私の成績は10位。
だと思います(^^;)
疲れてて、よく覚えてないという…。
「俺、何位だっけ?」と思って賞品見たら「10」と書いてあったので、
多分そうだろうと(笑)




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全体的には春ですし、スローな展開だったと思います。
濁っていたのでクランクやスピナーベイトが多かったのですが、
(濁ってなくても同じだと思いますが…)
前年度年間王者の福永さんはラトリンログで釣られてました。

小さくて柔らかいリップを持つ
いわゆるスタンダードなフローティングのログをベースに
スローフローティングに調整したもの。

以前KVDがクラシックで優勝した時に使っていたのはラトル無しの
昔のタイプ(復刻もされましたね)でしたが、
福永さんのは普通のということだったのでラトル入りだと思われます。

濁りが他よりマシなエリアだったとのことですが、
この濁りの中でラトルの効果があったのかもしれませんね。



去年はちょっと時期が早くて、北風ビュービューだったので、
スノヤワラは全滅状態だったのですが、
今年は時期もやや遅く、状況も穏やかだったので、エリアの偏りは無かった気がします。

ビッグフィッシュは女性アングラーが釣った1800gオーバーで
スノヤワラの真珠棚で出ました。バイブレーションにて。
圧巻の魚体でしたね~。



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で、私は中途半端な順位のため、また写真がないという状態なのですが、
神様からのプレゼントがありました。










こちら。






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45.5cm。
ウエイトは1500ちょいg。



松屋さんが作ってくれたものです。
松屋さんさんでは45cmオーバーのバスを釣った人には
バッジをプレゼントしてくれる粋なサービスがあります。

写真も付けてくれるんですね。
バッジも含め超嬉しかったです(^^)






でも私、今日は対岸の水神屋さんから出てるんですけどね。


でもいいんだよ、きっと。


だって、会場は松屋さんだもの。


松屋さんの人も「やったね、君!」みたいな感じだったし。


嬉しかったし。


それ言ったら粋なサービス台無しだし。


これで良かったんだし。


これで。








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LT、プラから酷使したのでボロボロになってます…。



H-1GPX マスターズカップ[高滝湖(千葉県)] [大会]

「高滝でおっきいブラックバスがいっぱい釣れる方法を教えろください。」

と、とあるビルダーにメールを送ろうとしましたが、
直前でキャンセルボタンを押しました。


プラクティスは?

「15年以上前に一回入りました」

「それは断片的な「思い出」の間違いだろ?」

状態です。


そもそもがレンタルボート店の場所ってスロープの横だったっけ??
という状況だったわけです。


高滝湖の情報って意外に少なくて、
ネットで調べても現状が判断できるような情報はあまりありません。
得意のグーグルマップを使って、
衛星写真を見ながら鳥になった気分で湖を俯瞰し、
ストリートビューで地井武男ばりに湖岸散歩して、
会場に入る道を確認し(←これ重要)、プラクティスを終えました。

調べて分かったことは川筋にはカバーがあるけど、それ以外はプア。
沖のフラットの魚はワカサギを食っていて、動きが速い。
釣る人はすごい釣るけど、釣れない人は全く釣れない傾向。
釣れる場所が限定される傾向がある。
沖のフラットの水深は4〜5mくらい。

う〜ん、難しそうだぞ。
もう結構寒くなってるので、上流はカットでしょ。
これはディープクランクとスピナベのスローロールと
メタルの釣りが確定です。


ただ、仕入れた情報として
近年ボトムがヘドロなどの柔らかいマテリアルで埋まってきているらしい…
というのがあり、ディープクランクはちょっと無いかな??
と思い、サブ的な扱いに。
マスターズカップはタックルが4セットと決められているので、
アレもコレもというわけには行かないのです。


ということで、スピナベメインの戦略で、
エリアが絞れたらメタルの絨毯爆撃という
我ながらいい感じの策が練れたのでは?
と悦に浸りながら高滝へGO! となりました。


夜中に出るので、まあ渋滞はもちろん無いんですが、
さいたま市からまさかの1時間ちょいで着きました。
アクアラインと圏央道使って最寄りのインターからすぐというのは、
亀山よりもお手軽感がありますね。


高滝湖はH-1初のフィールドなので、
一応マップを載せときます。



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スローな展開が予想できたので、
エリア選択は「広い所は狭い所を釣れ」の法則に従い、盲腸作戦を採用。
高滝湖自体はそんなに大きな湖ではないのですが、
右も左もわからない私からすれば「広い所」なわけです。

東岸にいくつかあるワンド(盲腸)でじっくりやろうかなと。







朝は朝もやが出るくらいの冷え込み。




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桟橋風景。
朝のボートセッティング時は凍ってました。
誰か落ちるだろ、これ。と思うくらいの危険度。



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H1年間上位30名+ゲスト12名の総勢42名が出場選手です。
いろんな大会の優勝者がゲストなので、
異種格闘技的な感じがして良いですね(^^)



受付で引いたスタート順のくじは、
去年同様に無駄な引き運を発揮して、「5」番目でした。

できれば、みんながどこに行くかを見守ってから
スタートしたい気分…




「俺の戦略は明白だぜ!!」




というオーラを発しながら、バウが向いていた下流(北方向)へほぼ全開でGO!
えーっと確かこの先に第一盲腸があったはず…。


第一盲腸に入りながら魚探とにらめっこ。
時々ベイトが映ります。
そのレンジに合わせた傾斜のボトムを
岸と平行にスピナベをスローロールしてみたりしながら奥へ行くと、
いい感じのウッドカバーが形成されています。
ボトムを調査すると枝もいっぱい沈んでいる…。


あっという間にクランカーに変身。


あーやっぱりもっとクランク寄りのタックルにすれば良かったかな〜と思いながら、
思いのほか濁っていた水色に期待して、
ブラックバックチャートのMBXやらシャッドカラーのLeaferでサーチ。
何気にベイトもぴちゃぴちゃと浮いていました。
小さいのから10cm弱のまで、~1.5mのシャローも結構生命感があります。
シャローいけるんじゃね??

と意気込みますがバイトはありません…。


う〜ん、昼になって水温あがらないとダメか?
風もないし…

ということで、ワンドのマウス方向へ。


魚探に反応があったところをメインにメタルバイブをボトムバンピング。
この釣りは好きです。



で、少し重みを感じる。



















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メタル=ゴイニーの法則がここでも発動。


ルアーは我が社で開発中のエバーグリーン・リトルマックスですねー。


あっさり、市販品を使ってます。
MBもメタル系ルアー欲しいな…(^^;)



その後、下流をざっとクルーズして、
スタート地点に戻ってきました。


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鳥居前は有名ポイントだそうです。

こちらも有名なオブジェを右手に見ながら
そのまま第二盲腸というには大きい古敷エリアに入ります。

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ここは岸際のカバーが豊富で、
いつの間にか岸に引き寄せられます。
手にはグラスロッド。

もともとはフラットサイドクランク用に1本だけ入れてたクランクタックル。
ラインがフロロ12lbとちょっと細めなのが気になりますが、
MBXをガンガンカバーに入れて行きます。


が、何もなくトボトボと桟橋にてトイレ休憩に戻ります。
お昼のおにぎりを食べながら、
やっぱりそうそう釣れないよなー(遠い目)と反省会モードに移行。

そう言えば、誰かが「ボートハウス前でタコ粘りすればいいんじゃね?」
って言ってたっけ…。



で、そうしてみましたが、30分も経たないうちにギブアップ。



東岸をジャークベイトで平行に攻めながら南下して、
第三盲腸に入る。
どん詰まりのカバーは先客がいたので、
沖をメタルでやって反応なし。


ワンドを出て近くの同様の吹きだまり系ウッドカバーを撃って南方向を見ると、
ボートがいっぱい浮いている。


あーあそこら辺がホットスポットなのか?
と思って時計を見ると13時。あと1時間しかない…。






行く所もないしとまたさっきのウッドカバーをMBXで2回目のチャレンジ。
沖ではボートがステイしてて、皆確信を持って粘っているように見えます。
プラって大事だね…






高滝のワンド奥のウッドカバーって
先述しましたが、吹きだまりのウッドカバーで、
ボトムにも沈んだ枝などが堆積してて、
エビも居そうないい感じのカバーになってます。





そんなカバーなので居ないはずがないよな〜と今回しつこくやってたんですが、
その最後の最後、20mもないそのストレッチの最後で、
ブラックバックチャートのMBXの後ろに黒い影が見えました。
その直後、ボート近くでMBXを食って反転。














「シャローにバス居た〜!!」









2本掛かりを確認して抜き上げ、
長らく入居者募集中だったライブウェルに入居いただく。



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ライブウェルスイッチをオンにして、追加フィッシュを狙います。



釣ってた場所とは違いますが、湖岸の所々で
こんな感じのウッド系カバーが形成されています。



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別レンジまで潜るMBX-MIDも投入して、
残りの30分くらい濃密な時間を過ごしましたが、
その後はノーバイトで、結局1本で終了でした。


沖の魚が経験不足から難しかったという情けない理由がありましたが、
何となく自分の魚が釣れたことが嬉しかったですね。



結果的にはラッキーフッシュの910gの1本で9位でした。
いつもより濁ってたという高滝。
この濁りがなかったらきっと釣れてなかったですね…。


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野菜頂きました。


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上位の方はやっぱり高滝らしい釣りで、
しっかりと見定めた魚を釣って来てました。









3位の横井さんはウインドレンジ(Wコロラド)の
スローロールにて。


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(2本ウエイイン)





2位のラッキークラフトの柴田さん。
シーバス用バイブレーションのバリッドのフォールにて。


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(2本ウエイイン)







優勝の津軽さんはインザベイトのスローロールで
唯一のリミットメイク。


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3キロオーバーでした。




上位入賞された方々、おめでとうございます!





写真の奥に映ってますが、
バレーヒルの植田ルイさんがいらしてました。
選手兼MCお疲れさまでした!


注目の優勝候補・石井さんは4位に入賞。
ディーパーレンジで2本ウエイイン。
さすがですね!


ウエイイン率は確か30%程度だったような…。
全体的にメタル系(シンキング系)とスピナーベイトで、
沖の魚礁(オダ)などのピンスポットを
スローに攻める釣りが有効だった感じです。


第一魚礁、第二魚礁とかいうワードが
入賞者の口から出てましたが、
第一盲腸とか第二盲腸とか言ってる場合ではなかったということです。




以上で今期のH-1GPX全て終了です。
運営に関わる全てのスタッフさん、出場された180名以上の選手の方々、
本当にお疲れさまでした。
今期もH-1GPX楽しめました。ありがとうございました!

そして、応援してくださる方々にも感謝致します。
大した成績も残せないまま4シーズンやってきましたが、
そろそろ欲しいですよね、一等賞の盾が(^^)

ちなみに来期も参加する予定でおります。


H-1GPX 2014 第5戦 亀山湖(千葉県) [大会]

紅葉狩りに亀山湖に行ってまいりました。
まだ色づきの初期段階で本番はもう少し先といった感じでした。


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でもこんなに色づいている木もあったので、
そこそこ楽しめました。



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やっぱり秋は紅葉ですね!




そうそう、この日はブラックバスの釣り大会が開催されていたようで、
釣り人がたくさん居ました。
皆さん凄い装備で、一体これにいくら費やしているんだろうと、
他人事ながら心配になってしまいました。



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冒頭から残念な結果を想像させちゃった…
でも、そんな結果になりました(^^;)



結果から言ってしまえば、
ノーバイトノーフィッシュな最終戦でした。



プラの時同様に水質がクリアで、
ディープのライトリグが手堅いような状況もほぼ変わらず。
プラでワンバイトあったカバーでのスピナーベイトのフォーリング系の釣りで、
何とかまともなサイズが1本獲れないかな〜という感じで挑んだ試合でした。


その為にこんなスピナベも突貫で製作。













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自分の中では自然と「マンボー」と呼称してました(笑)
いや〜不細工なスピナベだな〜。


総ウエイトが32gもあるヘビーウエイトな設計です。
まあ、設計と言っても以前景品で頂いたトネタツスピナーベイトをベースに
パテやウエイトをボテボテに貼付け、自作ビッグブレードを付けた代物です。
かなりの巻き重り仕様で、フォーリング時にかなりのアピールが可能です。
これで、シャローの複雑なカバーにラバージグを落とすがごとく撃ち、
リアクションでビッグワンを仕留める予定でした。
流行のビッグ(マグナム)スプーンの釣りをシャローカバーでやろうって魂胆。


ほぼそれをやり通して何もなかったので、
この状況では難しい釣りだったようです。
ちょっと可能性を感じるところがあったので、
違うフィールドや季節、状況でやってみたい釣りでしたね。


表彰式は湖畔の公園にて。


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ボート屋さん3店舗からの出船なので、
ウエイインショーは無しでした。

全体的に渋い状況で、ウエイインした選手は26名だったような…。
総勢は100名を軽く超えてたと思うので、
亀山にしては釣れない試合でしたね。

水質がクリアだったのと、
バスがディープに落ちていたため、
結果的にはディープのメタル系が強かった印象です。
予想はしてましたがこの時期のリザーバーの釣り方としてはセオリーだと思います。


ただ、優勝されたOSPの石井選手は、
スピナベのギルパターンだったんですよね…。
う〜ん、少しだけかすってたかな?
ちなみに2.5kgくらいの50UPをウエイインされてました。
うらやましー!!!


お知り合いのティムコの大津さんも初めての参戦で3位に入賞。
おめでとうございます!
この状況でもちゃんと釣ってこられた方は
素直にすごいな〜と思います。




入賞された方々。


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そして、年間優勝された福永選手。


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なぜかワーム用のオフセットフック…。
わざとでしょう、これ。

福永さんは牛久戦でバンゴーのスピンテールで優勝された方で、
今回4位に入賞して、見事な逆転劇を演じました。
おめでとうございます!

今年は上位陣がハイウエイトで混戦状態だったので、
誰が年間を取るか、注目してたんですが、
他の上位の方も含め、身近で観戦させてもらい、
色々と勉強になったシーズンでした。


で、私の年間成績ですが、
この亀山湖戦が釣れない試合だったために、
ギリギリ30位以内に残る結果となり、
なんとマスターズCUPに出場できることになりました!

牛久でしか釣ってないんですけどね(^^;)

「H-1は牛久で釣っとけば何とかなる」
というのは覚えておきましょう(笑)



マスターズCUPは11月6日に高滝湖で開催されます。
プラに1回行けるか?という感じですしどうかな〜釣れるかな〜。
正直、戦える自信がまったくありません…。
あー来期は全戦マッディーシャローにならないかな〜。


というわけで、マスターズCUPもレポート致します!


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