スタンプ式の黒目 [How to ハンドメイド]
カットしてアウトラインを整えたブランク群。
いつもこんな感じに積み上げていくのですが、
エスカレーターみたいになってますね。
MBX、mitoの他にLeaferもあります。
削るのは嫌いじゃないので、
涼しい所でシャリシャリとやりたいと思います。
それにしても暑いですね。
気温が高い時期に一番やりたくないのがペイントアイです。
理由はトラブル率が上がるから。
MBクランクは黒目はスタンプ式なんですけど、
何の工夫もなく普通に筆の裏でポンポン押していきます。
気温が高いとどういうことが起きるかというと、
短時間で塗料の表面が膜を作って悪さをします。
気温が高いと当然乾燥が早くなるので、
例えば瓶などに入った塗料も表面が固まって膜を作り易くなりますし、
筆の裏に付けた塗料も早く作業しないと膜を作り始めます。
その結果、スタンプした時に均等に広がらずに
キレイな●を作れなくなります。
残念な黒目の出来上がり(^^;)
かと言ってあんまり薄めると垂れるし、結構難しいです。
なので、かき混ぜながらスピーディーに作業をすることで
何とか対応してますね…。
あと、どうしてもキレイに黒目をスタンプできない人は
練習はもちろん必要として、水性カラーを使えばやり直しが利くので、
オススメです。
私はラッカーの方が相性が良いので水性は使ってませんが、
水性だと早い段階で水に流せばキレイに落ちるので、
何度でもやり直し可能になります。
せっかく満足できるルアーが作れていたとしても
最後の最後で失敗してしまったら苦労が台無しですからね…。
「心中お察しいたします」です(笑)
その代わり乾燥までの時間が長くなります。
あとデフォルト濃度だと垂れ易いので粘度調整した方が良いかも。
ちなみに水性でも2液ウレタン吹きのトップコートで
色が流れることはありません。
ではでは、夏期休暇などでハンドメを楽しむ方、
頑張ってくださいね〜♪