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パーミングキャスト用のリールシート [オリジナルロッド製作]

最近、ずっと試行錯誤してたロッドですが、
結局リールシートはこれで行くことに。






IMG_7478.JPG
(実際は無塗装のものを使用)



まさかのTCS。
これって時代遅れでしょうか?
私は違うと思います。
自分の使い方だとこれが合ってました。

理想を言えば廃盤になってしまったTBSが良かったんですが…
まあ、TBSは重いのがネックなのと内径が1種類しかなくて、
極太の竿は作れないんですよね。
TBSが使われている現行品は多分ロードランナーしかないはずです。

IMG_7455.JPG



軽量化された17サイズのNew TBSが出たら最高なんだけどな~。



普通ならブランクタッチの定番であるECSを選ぶところですが、
自分の使い方だと太く握る方が安定感があるし、
力を入れ易かったのでTCSに決定したわけです。

IMG_7418.JPG
(ECS)

これはセットするリールとも関係してきますし、
3フィンガーでパーミングしながらキャストすることを前提にした考え方です。




来期に向けてタックルを全て再構築する予定です。
釣り道具は見た目も重要ですが、
やっぱり使い勝手にこだわりたいです。

3フィンガーキャストをする人って
左巻きリール愛用者に結構増えてきた気がするんですが、
どうなんでしょう?
いつかアンケート調査してみたいです。

以前より増えていると思われますが、
これが今後どう推移していくのか興味あります。
持ち帰る手間が一切ないので、
非常に手返しが良いのがメリットなんですが、
手首の動きが少し制限されてしまうのと、
右手及び右手首(右利きの場合)に
負担が集中してしまうというデメリットがあります。

私的には前者は慣れで克服できているので、
後者のデメリットが気になってます。
それを少しでも軽減するために軽量である必要がありますし、
使い勝手を向上する必要があると感じています。


パーミングしたままで一切持ち替えないというコンセプトで、
今まで販売されていた専用設計機は
恐らくTD-Z 105(103)HLだけだと思います。

TD-Z_HL.jpg



あと、専用設計ではないですが、比較的新しい機種の中で使い易いのが、
この前ちらっとアップしたスコーピオン1001Mgです。


IMG_7475.JPG




どちらもそこそこ軽くて、パーミングしやすくて、
何と言ってもハンドル側のギアボックスが
下に張り出してないのが特徴です。
これによりパーミングした右手中指もリールシートを握ることができます。
まあ、手の大きい人はスペースが足りないかもですが…。



メーカーが本気になったら
すごく良いリールとリールシートができると思うんですが、
まだまだそんな使い方の需要が少ないんでしょうね。


TD-Z 105(103)HLは独特のフォルムで
好き嫌いがはっきり別れるリールでしたが、
現代のパーミングキャスターは左右対称型の左巻きリールになれているので、
大きく形を変えることなく、
普通っぽいリールのままで使い易いリールができそうな気がします。


そんなことを言ってても、無いものはしょうがいないです。
さすがにリールシートとリールは作れないので、
今手に入るモノの中でなんとかしなければなりません。

で、その中で私的に一番しっくりきたのが、
TCS+スコーピオン1001Mgでした。
TD-Z 105(103)HLは未確認で、あくまでも良さそうというだけです。
もうかなり安いですし、いつか検証したいです。




ちなみにギアボックスが下に張り出した今風リールでも
左手をバットエンドに添えてキャストする場合は、
右手に力が集中しないので、あまり問題になりません。



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