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HE-830si [ボート関連]

MBXは現在リップ取り付け行程。
週末はとある祝い事の招集がかかっていたので、
小人さんにリップを付けておくようにメモを残しておいたのですが、
帰ってびっくり、何も進んでねーじゃねーか!!
まさかのストライキ!?

小人さん不在の中、なるべく早めの出荷を目指し、
今日も夜なべを敢行致しますm(_ _)m










さて、大したネタでも無いのですが、
H-1の試合中に撮ったこちら。











IMG_8496.JPG




新利根川河口にある水門です。



試合中にお腹に違和感を感じ、
トイレ目指して急行している最中に撮影。



左、中央、右と航行できるようになっているのですが、
右側を通過している時に今度はこちらをパチり。











IMG_8497.JPG





サイドスキャンにはこんな感じで
水門のコンクリート構造物が映し出されます。





画面に汚れが付着してて見にくいですが、
水門部分に赤い点々が付いています。
これはそこが硬いことを示してまして、
ハードボトムも同様に赤い点々が出ます。

画面中央のC16と表示されているのはクリーンラインの数値で、
これを上げると、より赤い点々が出易くなります。



画面中央の黒い部分は水中部分。
ベイトの群れは煙の塊みたいな感じで表示されます。
グレーに切り替わるところがボトムです。
丁度水門の横のボトムが凹んでいるのがわかります。

画面右の画面はサイドスキャンの振動子を使って得た情報から合成されたもの。
現状、ボトムラインの参考程度に見てます。
一応ベイトもちゃんと映ります。

通常魚探と仕組みが違うのでそれっぽい合成画面というところでしょうか。
3mちょいの水深に対して、水門の横のボトムは5m近くまで削れています。
水門の門が閉まることでボトムが削られているんでしょうね。


GPSでマーキングした場所を釣る場合は、
この合成画面ではなく、
サイドスキャン画面とGPS画面の2画面表示にして釣ります。

沈船なんかは超簡単に見つけられます。
ほぼ船の形に表示されるので(^^)
同様にオダやボトムのゴツゴツした感じのスキャンも得意なので、
一通りグルグルと回ってスキャンするとエリアの全体像は
あっけなく判明してしまいます。
恐るべしサイドスキャン…。

あとはその情報をどう活用するか…。


H-1はハードルアーオンリーなので、
ショアラインを流す釣りになりやすく、
ある程度攻めるエリアが決まってしまえば、
本番はそこまで画面を見ることもありません。

これがハードルアーオンリーではなく、
ピンをスローに狙えるワームの釣りが可能だった場合は、
この情報は最大限生きると思います。

広いエリアを短い時間でサーチしたい場合は、
サイドスキャンが非常に有効ですね。
通常魚探でも可能だと思うのですが、
全体像を把握するのは、より時間がかかります。

今の所、マッディーシャローで使っていて、
水深が浅いということで、パルス長を短パルスにして使っています。
単純に距離は短いけど密に探索することに優れるモードです。
ただ、水深が深くなると逆に長パルスモードが適しています。



HE-830siは後発のサイドスキャンであり、
解像度はそれなりに高くて、実用上問題はありません。
使う前は隠れ杭とかもいい感じで表示されるのかな?
と思ってましたが、実際は杭って細い構造物なので、
先程の赤い点々などで表示されます。
よく見ればわかるかもしれませんが、
想像してたよりもわかりにくいです。
いろいろと想像と違ったところもありますが、
結構気に入ってます(^^)

操作系はHONDEXユーザーなら
すぐに理解できるのは利点だと思います。
故障した際のアフターサービスの対応とか、
国内マップの精度とか、
ハミンやローランスにないメリットもあります。

デメリットとしてはやはりタッチ画面ではないこと。
それを補うためにリモコンをオプションで付けてますが、
魚探掛けに徹する際はこれがあれば、それなりに便利です。
釣りをしながら、マーキングする場合は、
タッチ画面じゃないとマーキングするのがちょっと億劫になります。
ロッドからリモコンに持ち変えるのが面倒(~~;)


また、通常魚探が入ってないので、
それがマストアイテムな場合は、別に設置する必要があります。
ただ、サイドスキャン画面、GPS画面、通常魚探画面の3つが1セットと考えると、
そもそも魚探ひとつではごちゃごちゃし過ぎて現実的ではないかも…。


サイドスキャン単体としての性能は不満はなく、
魚探掛けに徹する時間を設けるなら
HE-830siは悪くない選択だと思います。
あと、値段も海外勢よりも割安というのが良いです。

HE-830siもオプション付けるとそれなりの値段ですが、
海外勢もオプションアイテムが必須になるので、
トータルだとかなり高額になりますので…。


私的にはサイドスキャン専用機のままでいいから
タッチ画面にして欲しいな〜という感じです。
値段が上がると思いますが…。

H-1がリザーバー戦に突入したら、
また違った見方になるかもしれません。
リザーバー使用時のインプレは夏頃に書こうと思います。



MBX販売カラー(3) [販売]

IMG_8548.JPG

[ファイヤータイガー]


細かいファイヤーパターンで構成されたタイガーです。
両サイドでパターンが少し違っていて、
以前紹介したように片側のみ龍の意匠になっています。


IMG_8558.JPG


バックはブラックでわずかにパールを吹いているので、
特にヘッドとテールは光が当たると鮮やかなパープルに発色します。
ベリーは蛍光オレンジです。


IMG_8562.JPG


ベースがチャートでバックがダーク系カラーであるので、
明滅効果は高く、濁り水でもアピール効果は高いです。
そもそもこのカラーの生まれた背景は
ウィードなどのベジテーションカバーが絡むフィールドだった…
という話を聞いたことがあります。

確かにショルダーから入るグリーンとブラックのタイガーパターンは
ウィードとその陰影をイメージさせるので、
ウィードエリアではうまく周囲の色彩と馴染みそうです。
馴染みながらも適度にアピールするこのカラーは
例えばリーズ系レイクでも同様かもしれませんね。


霞水系で爆発的な人気があったファイヤータイガー。
個人的な実釣での印象は、
意外に場所を選ばず釣れるカラーという印象を持っています。
スモールにもラージにも反応が良いですし、
視認性も良好なので、ブラックバックチャート的な使い方も可能です。
基本的にはステイン系ウォーターにおいては、
汎用性の高いカラーだと思います。

そのフィールドがベジテーション系カバーがメインな場合、
またはグリーンがかった濁り水の場合、
定番のブラックバックチャートではなく、
こちらを登板させるのも面白いかもしれません。









以上3色になります。



IMG_8552.JPG




今回から千葉県柏市のOPA!さんの他に
九州は福岡のハニースポットさんでもお取り扱い頂くことになりました。
お近くにお住まいの方はぜひ現物を手に取って見て頂きたいです。


MBX販売カラー(2) [販売]

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[レッドクロー]


茹で上がったザリガニに見える…。


ザリガニレイクではかなりの割合で
バスはザリガニを主食としていると考えています。
河川やリーズ系レイクのザリガニは主にショアラインに生息しているので、
バスとの遭遇率も高く、栄養価の高いザリガニは格好のエサなわけです。
消化は悪そうですが(^^;)

シーズン中に牛久沼のショアラインで釣れるバスって
ほとんどがザリガニ・エビ食いバスでは?
そんなザリガニイーターに向けての直球カラーがこのレッドクローです。
余談ですが、牛久沼のショアラインに佇んでいるサギは
魚やカエルも食ってると思いますが、
ザリガニが主食なのでは?とも思っています。


さて、今回のレッドクロー、
以前リリースしたLeaferのレッドクローからマイナーチェンジしてまして、
ブラックラインの意匠とスプラッターのカラー、白目のカラーが変更されています。
特にスプラッターのカラーを薄ピンクにしたのは私的にはかなりツボでして、
変更をして頭の中のモヤモヤがとれた感じです。
スプラッターが明るい色になってそれが夜空の星々っぽく見えて、
かなり気に入ってます。


IMG_8556.JPG


また、バックのダークグリーンの上に乗るパールの効かせ方もサイド面までまわり、
より広範囲にしてあります。

MBのクローカラーは趣味性の塊です。
カラーの行程も多く、ベタ塗り、グラデーション、
多数のテンプレート、スプラッター、パールと
正直面倒なカラーです。
でも単に赤っぽく塗っただけのルアーには愛着が湧かないですからね(^^;)

ベースはザリガニの再現ですが、
殻部分とお腹側のメリハリ、
テールの4段ある殻端部のダークグリーンからパール(ブルーパープル)への
発色の変化はちょっとこだわったところです。



IMG_8554.JPG



出番の多いブラックバックチャートに対して、
こちらは出番が少ないかもしれませんが、
あったら随所で活躍してくれるカラーという感じでしょうか。



つづく。



MBX販売カラー(1) [販売]

今回は3色販売致します。




まずはこちら。




IMG_8545.JPG

[ブラックバックチャート]


MBXは濁り水で使うクランクベイトであり、
カバーの存在によって、バスにとっては見通しが悪いところを
トレースするクランクベイトです。
ゆえに短い距離、狭い視角の中での発見されやすさが重要と考えます。

アクションすることにより、明滅をハッキリと出して、
慌てて逃げている様子を演出するという目的ならば、
このカラーは非常に優秀なカラーになります。
カバークランクのカラーを無駄を排除して
シンプルにそして効率的に構成すると
ブラックバックチャートというカラーは
ひとつの完成形なんだと思います。

だから、MBのブラックバックチャートは何の趣味性も入れてません。
膨張色のボワッとした発色・発光を伴った強烈な明滅効果を出すという
それだけのカラー。
その割り切りが逆にこのカラーの趣味性なのかもしれません。

MBクランクはヘッド回りに濃度の濃いところを作ったり、
テールに色気を出したり、パールで怪しい演出をしたりということをしがちですが、
このカラーはそういったものが全くありません。
あえてシンプルに。実釣的に。道具として。
そういうカラーです。


初めてのMBXを試すという方、
今まで本気でカバーでクランクベイトを使ってこなかったけど、
ぜひやってみたい…という方はまずこのカラーから始めるのを
強くオススメします。


つづく。



MBX [販売]

ちょっと前にアップした通り、
MBクランクの販売はMBX/Leaferの同時リリースを変更して、
MBXを先行して販売します。



現在、たわわに実ったMBXを収穫し、
リップ付けしているところです。





IMG_8529.jpg









MBXはフルサイズにはちょっと及ばないけど、
日本のレギュラーサイズからは少しはみ出すサイズ感です。
このボリュームがもたらす扱い易さが
MBXのカバークランクとしての性能に直結しています。

カバーを釣るに当たっては、
どんなに優れたアクションを持っていても、
どんなに食わせに優れた性能を持っていても、
まずはバスに届けないことにはそれは叶いません。

MBXはその絶妙なボリューム・ウエイトにより、
レギュラーサイズのクランクベイトより奥に入れ易く、
かつ高めの浮力を得られ、カバー回避が容易になります。
また、優れた初動レスポンスで、
短く狭いトレースコースでもしっかりとアクションしてアピールしてくれます。

この、ある意味普通な基本性能をしっかり持たせたパッケージが
MBXの全てと言っても過言ではありません。
○△システムとか□◇構造(特許出願中)とかいう目新しいものは一切ありませんが、
その普通の性能の極みこそがこの釣りのキモなのです。
これは実際に使って実感してくれる方が多いです。


MBXを開発してた中で面白い発見がありました。
それは「ヒットしたらバレない」という現象です。
いくつかの要因があると考えています。

まず、すぐに思いつくのがバスの感情です。
I字系などに起こり易いキスバイトはフッキングしても
掛かりが浅いので、バレ易いなんて状況が多々あります。
これは単純にバスにとってはルアーを観察できるスピードと時間があるからで、
リスクを冒してガッツリ食いつく必要が無いがゆえのお試しバイトだからです。
フラットサイドをスローに使う場合も同じ傾向があると思います。

対してカバークランクは一瞬の判断で食う食わないを判断し、
即座に全身全霊の補食行動に出なければそのチャンスを逃すことになるので、
基本的に食いが深いです。
浅くてもフックにしっかりと絡まっている場合が多いです。

ゆえにバレにくいというわけです。


さらに言うと、「ルアーの比重」というもの関係しているのでは?
と思います。
MBXはその体積に対してウエイトが軽く、物理的に移動しやすいと言えます。
バスはご存知の通り、回りの水ごと吸い込むような補食をします。
つまり、吸い込んだ際に軽い比重であれば、容易に吸い込まれ、
結果針掛かりが深くなる…というわけです。

これはトップウォータープラグでは逆にルアーを飛ばされることに繋がるので、
逆効果になる可能性がありますが、
クランクベイトの場合はそんな傾向があるのでは?
と思っています。


クランクベイトはレングスが少し伸びるだけで、
全体ボリュームが一気に増すので、
MBXの62mmの短めのボディーでも小粒には見えません。
でも大きすぎない。
この絶妙なボリュームは、私の経験上800g以上のバスを選んで釣ることができます。
(もちろん、小さい魚が食う時もあります。)

まだ多くの数を世に出してませんが、使ってくれている方は
釣れるバスのサイズが選べるのを実感してくれていると嬉しいです。


MBXのそのサイズ感や特性は
現在の日本のトーナメントシーンに向いているとは言えません。
メインで使えるようなシーンは少ないと思います。
でも戦略にうまく組み込むことで、効率的なサーチが可能です。

濁り水、シャロー、カバーの3つが揃っている時、
気持ちよく飛んで、気持ちよく泳いで、気持ちよくカバーをかわし、
グッドサイズのバスが釣れるクランクベイト。
簡単に言うとMBXはそんなクランクベイトです。

狙いを定めたスポットに正確なキャストをすることから始まるこの釣りは
バスフィッシングの楽しさが集約されたような釣りだと思っています。

私の中でのMBルアーはトーナメントを意識したルアーでもなく、
目指せマネーベイト!でもなく、もっと等身大の目線で作っています。
それは単に「素晴らしい休日を過ごすためのルアー」という
ごくありふれたアングラーのリアルな目線です。

結果的にそうしたトーナメントシーンでも活躍してくれたら最高なんですが、
まずは、待ちに待った釣行日、
前日にボックスでスタンバっている時から、アングラーを高揚させて、
当日もしっかりと仕事をして一緒に遊べる相棒的な存在であってほしい
と思っています。

そもそも自分にとってMBXはそんな存在なんです。







今回からMBクランクはこのクラフト紙の台紙になります。
觔斗雲ステッカー付き。



IMG_8535.jpg



次回はカラー紹介をアップします。



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